- イベントレポート
100年先の未来を描く2プロジェクトが登壇 2024年10月 GARAGE Program実験報告会
DAO(自律分散型組織)で境目のない滑らかな世界をつくりたい
私たちは世界の境目をなくし、全人類へのWeb3の拡大を目指すプロジェクトです。
イノベーターがイノベーションを起こすための組織的環境のあり方や協働の手段を、DAOによって豊かにします。関係人口が増えることで、より多くのプロジェクトの組織形態自体をアップデートし、日本という国、個人や一部企業の独占といった境界線を越え、競争から共創への時代をつくります。
スタートアップの世界に身を投じている中で、「点」によるイノベーションよりも、協働して世界を飲み込む「線」や「面」のイノベーションの方がインパクトを大きく与えられると感じるように。過去に起業していた事業モデルにおいて、海外から同業種が上陸することで大型調達が白紙になったことがある。そんな経験からも、世界と協働してイノベーターが起業しやすい環境をつくることこそがイノベーションを促進すると信じ、このプロジェクトのスタートに至った。
誰かが一人だけが起業し上場やユニコーンを生み出すよりも、みんなが起業しやすくなるシステムを構築するほうが 結果的に世の中に与えられるイノベーションの総量は増加する。 ブロックチェーン技術は国境を越え、異能を協働させるための最も効率的な技術である。だからこそDAOによって起業という概念自体をアップデートすることが、イノベーション創出に寄与すると考えている。
「DAOを起業の手段として活用できるか?」を複数のアプローチで実施する。
・カンファレンス
・自治体連携
・メディア
・ハッカソン
・「DAOATHON」の立ち上げ
・メディア掲載を10件以上
・著名支援者の獲得
・DAO起業家を10名以上創出すること
世界中で株式によってではなく、DAOによる起業やスタートアップが一般化している。
プロジェクトリーダー田村一馬
1998年生まれ。 2022年立教大学卒。就職活動を3回経験、合計125社に全落ち後、受託開発やSNSアプリの開発を経て起業。Clubhouseが流行する1年前より音声サービスを開発、エンジェル調達直前でClubhouseが日本上陸。数千万の調達が帳消しになったことで海外プロダクトとの圧倒的な差を痛感、辛酸を舐める。以来、PioneerやAlchemistをはじめとする海外アクセラレーターに積極的に参戦し、Web3領域における事業に可能性を感じるように。DAOに出会って半年で、国内外の豪華ゲストを10名以上招き、DAOハッカソンと8回の勉強会を開催・配信する「DAOATHON」https://dao-a-thon.studio.site/ プロジェクトを成功。マレーシア、トルコ、インドに1ヶ月ずつ住み、世界のクリプトに触れる現在はDAOAsiaSA1として新規プロジェクトの一環でDAO UTokyo等学会に参加し分散型ガバナンスの研究を行う。
プロジェクトメンバー髙木俊輔
2003年生まれ、大阪育ち。前年度本郷web3バレー共同代表。ハッカソンや大学教授や海外CEOなどを巻き込んだイベントを複数開催。 Softbankと東京大学のAIコンテストで3位入賞、インターンにてAIとweb3の融合分野を担当 「21世紀のアイデンティティを22世紀に保存する」ことを目標にJapan X Collegeを立ち上げ、代表に就任。 分散型メディアとマイクロファイナンスの観点を組み合わせ、AI時代の人間の不安に終止符を打ち、ベーシックインカムを完成させることを目指す。 京論壇(北京大学との英語ディベート団体) 技術倫理と情報化社会分科会 にて唯一の理系デリゲートとして所属。先日はタイを縦断した #シェアハウス運営