お葬式を改造し、死との付き合い方を進化させる。

Tea w/ death

プロジェクト概要

「死のワークショップ」の開催と専門家へのヒアリングを通して、「死」とそれが最も象徴的に表現される「葬式」について知り、意見の交換ができる場を提供します。そして、私たちなりの「理想の葬式を実演」します。
関わる人と死への理解を深め、「死」に対するネガティブなだけではない新たな側面を見つけていきたいと考えています。「死」について、お茶をするように気軽に明るく語り合える未来作りのきっかけにします。

  • 食クラシ
  • 10自然(じねん)の生き方が追求され、健康の多様なあり方が広がる
  • #死
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  • #死生観
  • #日本文化
  • #固定概念を破る
  • #アップデート
  • #イメージの変革
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動機

春に行われた祖母の葬儀が、とてもつまらなく、自分のお葬式がこんなだったら嫌だなと思ったのが発端。 その後世界の葬儀や日本の葬儀関係の業界について調べるうちに現在のお葬式はアップグレードされるべきだと確信する。 祖母の葬儀で聴いたお経に音楽的な面白さを感じたので、まずは音楽で何かを変えることができないかなと思い今回のプロジェクトを発案するに至った。

仮説

死に対するネガティブなイメージは圧倒的だ。しかし、それは死について考える機会がなくどう捉えていいのかわからないまま、得体の知れない不安だけを感じてしまうから。 死について知り、考える機会を設けることで、これまでとは違った死の側面を見出すことができるのではないか。

実験

死と葬式の情報共有と意見交換の機会を作る。
1.死のワークショップの開催
2.葬儀業者ほか死と身近な人々への聞き込み
3.我々の考える理想の模擬葬式の実演による提案

目標

1.「死とお茶しよう」に関わる人が、死に対する不透明なイメージをぬぐい、死の持つ意味や尊厳などを発見してもらうこと。
2.模擬葬式を行い、その様子を映像に残し、Youtube等にアップすることで自分たちのやろうとしていることを視覚化する。
3.起業に向けての土台作り(場所や実際にどう言った方法でお金を得るのかなど)をする。

未来

死について考える機会が増え、人々の死の視点が広がり、お茶するように気軽に死について話し合える未来。

 

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. 「あなたはどんな風に育ちましたか?」
    小学生の頃に演劇、ドラム、南京玉簾、パントマイム等様々な習い事をさせてもらってました。その経験からか、目立つことや人と変わったことをするのが好きです。
    中学生の頃バンドに誘われてから現在に至るまで音楽を続けています。
  2. 渋谷の街のエピソード
    通っていた専門学校が桑沢デザイン研究所という渋谷にある学校で、バイト先もFab cafe Tokyoだったためほぼ毎日渋谷にいました
    ただ、そのせいか通り道という感覚が大きく、あまり渋谷で遊んだことはないです。
  3. メンバーたちの意外な一面
    君島くんも江橋くんも僕もムキムキです。
  4. 意気込みをお願いします!
    死はとても静かに訪れるものというイメージが強いですが、死ぬ時こそが人生のピークだ!と思えるほどの最高の人生の終わり方を提案したいと思います!

卒業インタビュー(江橋友誠)

  1. どのような実験は行えましたか?またその成果を教えてください。
    当初デモ葬式およびワークショップを行う予定でしたが、デモ葬式の中身詰めることに予想外に時間がかかり、3ヶ月以内にイベントを実施できませんでした。
  2. 100BANCHはどんな場所でしたか?
    自分たちは法人ではなく有志団体といったような形態でした。
    100BANCHでビジネスとして独自の活動されている人に囲まれる環境は、刺激を受けました。
  3. これからの仮説/実験/検証を教えてください
    今後、計画中のデモ葬式のイベントを実施し、自分たちの乾杯をテーマにした葬式が、本業の葬儀屋や一般の人々からどのような反応があるのか検証します。
  4. 最後に一言どうぞ!
    卒業後にはなりますが、イベントを実施し、成功させます!

プロジェクトメンバー

  • Tea w/ deathプロジェクト リーダー/funeral sound creator山本颯之助

    桑沢デザイン研究所SD科卒 ジパングロックというアジア系民族音楽と邦ロックの隙間に存在するジャンルを確立させようと「日本の人」というバンドを組みながら、エレクトロニコスファンタスティコスにて家電を改造した楽器を奏でる。 専門学校時代から死について考えており、21歳の春に祖母が亡くなった時に葬式の在り方について疑問に思い、変えたいと決断。 いつか「僕の葬式」というソロアルバムを出すつもり。

  • funeral designer君島序

    旧神応小学校を経て、桑沢デザイン研究所スペース科を今年の春卒業。同研究所の教務補助、家具デザイン事務所でのバイトをしながら、個人のデザイナーとしてコンペへの参加など、活動中。ガラクタを拾うのが好き。

  • funeral planner江橋友誠

    旧神応小学校出身。現在創価大学4年。自分にとって未知の世界観に触れることが好きで、友人の好きなことを一緒に楽しむのが趣味。身内の葬式への参加をきっかけに葬送と宗教の意味や必要性に関心を持つ。死をどう捉え、どう扱うことが意味のあるものとなるのか、死とお茶しように関わる人たちと考えていきたい。

メンター

  • 株式会社ロフトワーク 共同創業者林 千晶

    早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間200件を超える。グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材に向き合うクリエイティブ・ラウンジ「MTRL」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD」などを運営。MITメディアラボ 所長補佐、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会製造産業分科会委員も務める。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る」を岐阜県飛騨市に設立、代表取締役社長に就任。

    林 千晶さんのページを見る

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