
- イベントレポート
100年先の未来を描く8プロジェクトが登壇 2023年8月 GARAGE Program実験報告会

猫たちは方円の問いに随う?〜にゃくてるアートでつくる問いのカクテル〜
私たちは、猫×お酒のアートのにゃくてるで、問いや好奇心の入り口をつくるプロジェクトです。
猫が物理学的定義上、液体であることに着想を得たお酒のキュートなアート作品、「にゃくてる」をきっかけに日常に潜むさりげない問いや疑問に気づき、調べたり、語り合うことを楽しめる機会を増やすことを目的としています。
猫という、一般的に親しみを持ちやすいキャラクターを通して、とっつきにくい分野を知るきっかけとなったり、ワークショップを通して好奇心を拡張させることで、新たな着眼点に気づいてほしいと思った。
日常を大切にし、ワクワクできるような未来。知的好奇心によって学びを自然な行為とし、高い水準の知的社会化と、誰もが望む時に研究という未知との探究を行えるような社会の実現に貢献する。
クリエイター/プロジェクトリーダー長廻 くるみ
東京女子医科大学看護学部卒業、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科修士課程修了。医療漫画がキャリア選択のきっかけになったことが原体験となり大学進学、大学院では医療×デザインをテーマに研究を行う。現在は、問いのきっかけをコンセプトとして専門分野への興味の橋渡しとなるような制作活動をしている。
最近は街づくり、宇宙、政策、SFプロトタイピングなどにも興味がある。
ワークショップコーディネーター船岡 佳生
三鷹市生まれ。九州大学工学部にて鳥人間コンテストに打ち込み、滑空機部門準優勝。東京工業大学環境社会理工学院に進学し、ワークショップデザインと工学倫理教育を研究、工学修士を取得。文理両刀の経験を活かし、日本リベラルアーツ協会を創業中。対話にアートや詩のエッセンスを入れている。名前のない猫(13)と共に生日々を送る。
アカデミックアドバイザー河村 毬絵
1998年横浜生まれ。東京工業大学大学院環境社会理工学院の修士2年生。大学院に進学する中で、自身の専攻分野だけでなく文理横断的に多様な学問・研究に身近に触れ合う機会が生まれたことで、学問を追求することの面白さを改めて認識した。これより、学問を学ぶことの楽しさや面白さを様々な形を通して、幅広く社会に発信したいと考えるようになった。
ファシリテーター松本 英愛
東京都生まれ。学童期をスウェーデンで過ごす。
筑波大学 国際総合学類にて、国際関係・法を軸に宇宙開発の分野について学んでいる。
高校2年次に「対話」がテーマのプロジェクトを立ち上げ、マネジメントとデザインを主に担当した。視覚表現にも関心があり、宇宙×人×デザインという、自らの興味の点と点が結び着く先を常に探索中。
ファシリテーターTama
東京都出身。現在高校3年生で死にかけの受験生。言葉で表す事の出来ない抽象的な事柄や対話・教育に興味を持ち、対話イベントなどを行ってきた。他にも、幼い頃から政治家になりたいという野心を持っている。最近は、アイヌ語の本を解読しながら呼んでいるがよく分からない
一般社団法人マンガナイト代表理事
山内康裕
1979年生まれ。法政大学イノベーションマネジメント研究科修了(MBA in accounting)。2009年、マンガを介したコミュニケーションを生み出すユニット「マンガナイト」を結成し、2020年に法人化し「マンガと学び」の普及推進事業や拠点営業(日本財団助成)、展示事業等を展開。マンガが領域の企画会社レインボーバード合同会社代表社員、さいとう・たかを劇画文化財団代表理事、文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業有識者タスクチーム員、東京工芸大学芸術学部マンガ学科非常勤講師、国際マンガ・アニメ祭ReiwaToshim共同委員長他を務める。