どんなことも笑いに換えられる力を 養う落語ワークショップを全国へ

Laughter is approval

プロジェクト概要

落語を使い、「人から愛される人を育てる教育」を行う。落語の面白さは、失敗を面白おかしく笑いに換えている。実は落語の中だけでなく、自分たちの身の周りにも面白味に換えられる材料がたくさん転がっている。自分の失敗エピソードを笑いに換えることで、ポジティブな考え方・笑いを取る楽しさを知る。そこから落語自体の面白さにも興味をもち、伝統文化に触れる機会に繋がっていく。子どもから社会人、老若男女に向けて、ワークショップや授業を全国で講演していく。

  • 食エデュケーション
  • 11遊・学・働は溶け合い、野生と創造性がむき出しになる
  • 02絶滅寸前で救われた文化が未来の豊かさの源泉になる
  • #笑い
  • #落語
  • #日本文化
  • #自分らしさ
  • #自己肯定感
  • #学ぶ場
  • #温故創新
  • #38期

動機

全日本学生落語選手権で優勝してから、「優勝」で終えずに落語の魅力を知らない人に魅力を伝えたいと感じ、小学校教諭になり、子どもたちに落語の面白さを伝えた。別の小学校の先生が落語を子どもたちに教えている方から、落語の効用を聞いたところ、「落語で人を笑わすことで自信になり何でも頑張れる子どもたちが増えた」という話を聞いた。自分も落語を教え、子どもたちの落語への興味関心度合、学び要素がかなり多いことから、「全国でこの活動をしたい!」という思いと、教育を1から勉強したいという思いで、花まる学習会へ就職。落語×教育の親和性を研究し、授業やワークショップを様々な場所で行っている。

仮説

人から愛される人は、自信にあふれ、どんなことも挑戦できる人である。愛される人には、人が寄ってくる。何でも面白がれる人、いつも前向きで一緒にいて楽しい人に人は集まってくる。そうなるためにまず必要なのは、「人を笑わすって楽しい」という経験。プロの芸人さんまでいかなくともちょっとしたユーモアを使えると、人間関係の面でも円滑になる。まずは怖がらずに自分の良さを出しつつ、皆でみんなを笑い合える場を提供することが大切。「笑い=承認」自分の言動やアイディアで「誰かに笑ってもらえた」という経験が自信につながり、自分を愛すことも出来る。落語の面白さを使ったワークショップで、人を楽しませる喜びを提供する。一人でも多くの人たちが愛される人になれるように。

実験

①どんな人にも響くワークを作成するために、様々な角度からの視点、FBを頂いて、ワークショップの質を高め、価値を磨いていく。

・ワークショップの設計

・一か月ごとにワークショップを実施。

 

②活動

・落語教育の概要を知ってもらうための資料作り。今まで授業を受けた人へのアンケート調査。「落語の効用」の数値化を図る。資料作りにあたって必要なデータ等FBをいただきたい。

目標

①落語ワークショップの形式の確定。

②落語教育の活動内容・実証効果をまとめた資料の完成。

未来

誰しもが、自分の魅力に気づき、誰かの魅力を知り、自信を持って人生を楽しんで生きている人たちで溢れる社会。AIが普及していく中、人との関わりが希薄になっていったとしても、「魅力的な人であり続ける」ことは止めず、円滑なコミュニケーションを取ることができる人で溢れる社会。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたははどんな風に育ちましたか
    父は警察官、母は看護師、3つ下の建築士を目指す弟がいる。父は穏やか、物事の捉え方が面白い母、弟は学生の半分の時間は反抗期だった。幼いころ駐在所に住んでいたため、京都のド田舎の大自然の中で育つ。竹藪に入り込んだり、田んぼを駆け回ったりしていた経験から、「何をしても怖くない」「まずはやってみよう」という気持ちが根付いているように感じる。
  2. 渋谷の街のエピソード
    とある広い敷地で、シェアハウスのメンバーと深夜二時に盛大な鬼ごっこを行った。
  3. メンバーたちの意外な一面
    サバサバしていてあっさりしているので男の子っぽいね、と言われるが、恋愛大好きな乙女な瞬間がある。(自分)
  4. 意気込みをお願いいたします!
    落語ワークショップを受けた人の人生を幸せにします。

プロジェクトメンバー

  • 小幡 七海

    花まる学習会所属 落語と教育の親和性を研究・全国でワークショップを行う 元小学校教諭 2017年第14回全日本学生落語選手権策伝大賞優勝

メンター

  • 株式会社ロフトワーク 共同創業者林 千晶

    早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間200件を超える。グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材に向き合うクリエイティブ・ラウンジ「MTRL」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD」などを運営。MITメディアラボ 所長補佐、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会製造産業分科会委員も務める。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る」を岐阜県飛騨市に設立、代表取締役社長に就任。

    林 千晶さんのページを見る

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