観客の視点をベースにしたスイッチングを実現し、 新しい映像配信の体験を作りたい
Audience-based Switching
観客の視点をベースにしたスイッチングを実現し、 新しい映像配信の体験を作りたい
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藤井 亮輔
Audience-based Switching というプロジェクトで 2022 年 1 月より 100BANCH に入居しました、藤井亮輔と申します。ベンチャー企業で働きながら、舞台俳優をしています。
プロジェクト詳細はコチラ
https://100banch.com/Audience-based_Switching
このプロジェクトのアイデアは、2 年前からありました。その頃はまだ関西の放送局で働いていて、仕事の合間に舞台俳優を始めた頃でした。
ただ、アイデアがあっても何をすればよいのか悩むばかり……なんとなく先延ばしにし続けている中、友人と渋谷を散歩しているときに 100BANCH を見かけ、応募することにしました。
入居期間は3カ月。“3カ月後の成果報告会”という締め切りが発生することが一番の魅力でした。『走れメロス』みたいな感じで、その約束があれば全力で走れるのではないかと思ったのです(差し出したものはないですが)。
そして、いざ始めると、メンターの岩佐琢磨さんや100BANCH スタッフの方から素晴らしいサポートや助言が……スポーツドリンクどころか自転車までご用意いただき、どんどん進み始めています。「これ昼前に着いちゃうんじゃない?」「王様との約束は夕方だし、道の駅とか寄る?」くらいの気持ちです。僕は道の駅が大好きです。
そのご助力もあり、初の実験を 1月25日に行いました。この日は月に 1 回の「成果報告会」があり、3 台のカメラでイベント会場を、そして 1 台のカメラでイベントを見る藤井の顔を撮影しました。これをベースに、 顔の動きとカメラスイッチングをどのように連携させるのが自然なスイッチングとなるのかを検証していきます。
ふと当日「顔のパーツを認識するプログラムってマスクを着けてても大丈夫なの?」と思い試してみたら、斜めを向いたときに認識できないことがわかりました。苦肉の策でマスクに鼻と口を書いてみても、うまくいきませんでした。イノベーション発生ならず。
「余裕じゃない?」とか言いながら、もちろん全然余裕ではなさそうです。こんなポップなミスを積み重ねながら、よいプロダクトを目指して進めていきます!
この記事は100BANCHのメンバーやスタッフが2022年の抱負を語るリレーエッセイ企画です。他の記事はこちらのリンクからご覧下さい。
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