2021.12.09 Thu

公共圏から共創圏へ - 相互作用に必要なこと - [9日目]

  • #100BANCH ADVENT CALENDAR 2021

INDEX

11月に入居しました “The 21st century da Vinci” のリッキーこと滝本力斗と申します。今回のお題は「100BANCHにまつわる〇〇〇」ということで、これまでの使い方を振り返りながら共創圏を生み出すには何が必要か考察したいと思います。

私は現在、発明家修業とともに公共圏を構築するスマートマスク”Circuvisor”の開発に取り掛かっています。公共圏というのは誰もが参加できる対等なコミュニケーション空間です。このようなことを想定するからには共創もまた公共圏における大切な要素です。

さて、これまでの利用方法としては、主に作業場としての活用を行ってきました。フリーアドレスであるゆえに自由に作業場を構築できるのは大きな利点です。画像のようにL字型に机を配置し、一方に電子工作エリア中央に3Dプリンタ、そしてもう一方に構想エリアを作るのが今のところベスポジです。椅子の向きを変えるだけで作業場を変えることができるのは非常に便利だなと思います。この作業(機能)ごとの距離感はものづくりの大きなポイントになるのではと思います。

会社では営業部や企画部などファンクショナルユニットに分かれてる現場は多くあるかと思います。このような分け方は機能ごとには最適な結果を出せるかもしれませんが全体としてのまとまりに欠けるというのは周知のことだと思います。特に大企業なんかだと製造が企画・設計に口を出せないなどの意見をちらほらと聞きます。つまり何が言いたいのかというと、今作られているエリア(ユニット)が目的に従っているかということです。

アルフレッド・チャンドラーの「組織は戦略に従う」(諸説あり)はこの問題における重要な答えです。組織の風土改革なんてしていても意味はない、なぜなら戦略が先行し組織が追随するのだから。ものづくりの現場も企画・設計等に初めから分けようとしますが、戦略(目的)を念頭に改めて編成する必要があるかと思います。

SpaceXを設立したイーロン・マスクの工場、通称”The Muskland”はこのことに関して非常に示唆深いです。複数のロケットを一から製造できる設備を持ちながら工場内部には仕切りのないオープンスペースになっています。これはイーロン・マスクの戦略である製造工程に由来するからでしょう(https://youtu.be/t705r8ICkRw)。

今私は公共圏を作りたいと考えています。そこにはいくつかの機能が必要なわけですが、機能を組み立てて作るのではなく戦略が先行して機能を組み立てないといけません。これは様々なスケールにいえると思います。共創圏、つまり様々な人が対等に共創できる相互作用の現場を作るにはどのような戦略が必要でしょうか。100BANCHから共創して新しいものを生み出すための戦略を考えていきたいです。

 

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WRITER

The 21st century da Vinci

滝本力斗

代表

世界一の発明家(定義:21世紀のダ・ヴィンチ)を目指し、想像と創造のサイクルと好奇心と探究心のサイクルの間に身を任せて創作活動を行う。発明家歴は15年を迎え、これまで13個の作品を発明し、創作物は1000を超えている。目標は人類が自由に幸福を追求できる世界を実現すること。そのために障害となる様々な制限をワクワクする未来の技術で打破することに取り組んでいる。科学を愛し、そのメタファーとなる哲学の理解に臨んでいる。師はSFの父、ジュール・ヴェルヌ。

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