DEW
線香花火のような照明DEWを世界に届けたい
見るだけで瞑想できる光のアート「DEW」、13年越しに完成!
見るだけで瞑想できる、線香花火のような照明をつくるプロジェクト「DEW」。DEWの高橋は13年前に作った線香花火のような照明の構想を実現させるべく100BANCHに入居し、約一年かけて量産試作の制作に取り組んできました。
ついに販売できる形となったDEWを世の中に届けていくため、2024年3月1日(金)と2日(土)の2日間にわたり100BANCHにてイベントを実施しました。照明DEWを見つめて、ぼーっとするイベントを、高橋が振り返ります。
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簡単に13年間、何をしていたかといいますと、
・13年前、エンジニアと二人でプロトタイプを作成
https://youtu.be/VG8Ib5BFw4I?feature=shared
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・アンビエンテックさんに協力してもらってできたプロトタイプ
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・商品化を諦めきれずに一人で始めたクラウドファンディング
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クレームが大量に発生、全然量産ができずに100BANCHに入居
https://100banch.com/projects/dew
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Tokyo ものづくり Movementで助成金採択!
https://monomove.tokyo/result2023/
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ナナナナ祭に向けて価値検証モデルが完成
https://100banch.com/magazine/50337/
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遂に量産可能なモデルが完成!やったー!!
売れる状態になった!!
でも一つ問題が。DEWは実物を見てもらわなきゃ良さがわからない。
かといって僕の照明をみにきてくれるだろうか。。。
どうすれば??
そこで思いついたのは、「ぼーっとするかい?」というイベントです。
ぼーっとする大会というイベントが話題になったことをセキララカード(Aikata Labo For Healthy Relationships)のさやさんに聞いて、いまぼーっとしたい人が増えているのではないかと思ったからです。
当日は、ただただDEWをみてぼーっとしてもらいアンケートを取ることで、DEWにどんな価値があるか、どのような場所で売れそうかを調査しました。
ぼーっとするかい?には、ホテルのスタートアップの方やWEBメディアの方、自殺対策委員会の方、商社の方、自律神経ケアにご興味がある方など幅広くご参加いただきました。
・やっぱり瞑想というワードがわかりやすい
アンケートの中で、DEWのキャッチコピーはどれがいいかと聞いたところ、「見るだけで、瞑想」というものが多数選ばれました。瞑想の方法には、白い壁をみつめる瞑想やキャンドルをみつめるような瞑想など色んな方法があるそうです。DEWは、集中瞑想という一点を見つめることで瞑想するやり方に似ていると教えていただきました。
・自分のデザインも良いと思われていた!
水×光というアイデアでDEWを買おうと思う人が多いのかな?と思っていたのですが、オブジェとしても素敵ですねと感想をいただきました。DEWは、黄金比をつかってデザインをしているのですが、量産設計をする際に収め方が難しいので、大きくしたり、形を変えるという話も出ていました。発泡スチロールで、巨大にしたバージョンを検証したときにやっぱり美しくないという事になりました。かなり無理をいって、今のDEWのかたちで制作しているので、形が美しいから買いたい人がいたことが何よりも嬉しかったです。
・人生を語りたくなる光でもあった
いままで瞑想やマインドフルネスにも使えるのではというアイデアでとどまっていました。でも、今回展示を行い複数人でDEWを見つめていただいた時、「あとキャンプに3回いったら会社をやめようと思う」「実は父がガンになってしまった」など、話しにくい話をしてくれたのです。たぶん、DEWをみていると顔を見ないで、横並びになるので、なんだかいつもは話せない話が出てくるのではないかなと思いました。
・言葉じゃ伝わらないから、見てもらおう
DEWは、正直に言えば何かに役に立ちそうだから作ったというより、自分が実験をしてきれいだなあと思って作ったものでした。わかりやすいベネフィットがないからこそ、動画や写真や言葉などの情報では良さが伝えにくいというのが結論です。自分が初めて光る雫が生み出す体験に感動したように、みなさんにも体験して頂く必要があるなと思っております。
体験していただいた人のなかに、瞑想や人生を語れるなどいろんなベネフィットが生まれて、ほしいという感情が生まれてくる。だから沢山の人にみてもらう活動を続けていこうと思っています。
ウェルビーイングや健康経営にご興味が有り、瞑想ルームやリラックススペース、カウンセリングルームを作りたいなとお考えの方。
バーやホテルで、ロマンティックな話や落ち着いて話せる空間づくりがしたいなとお考えの方。
新しいアートを飾りたい、仕入れたいとお考えのギャラリーやバイヤーの皆様。
こちらが公式サイトとなりますので、よろしければご覧いただけますと幸いです。