KISABURO KIMONO Project
最新技術を用いて「着物」を未来につなげるための環境作りを
あなたは大切にしている“キーワード”がありますか?
新型コロナウイルスの影響で、社会や生活に大きな見直しが必要となり、現在進行形でさまざまな仕組みやサービス、人との関係が変化を遂げています。
未来に向けた実験を日々行う100BANCHのGARAGE Program メンバーは、この変化をどう感じ、何を大切に活動を進めているのでしょうか?
100BANCH編集部は、「今だからこそ、未来に向けて大切にしているキーワード」を各プロジェクトに向けて取材。
未来をたぐり寄せる言葉や想いをリレー形式で紹介します!
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KISABURO KIMONO Project:キサブロー
キーワード=「全く新しく」
PJ紹介:https://100banch.com/projects/kisaburo-kimono-project
昨年のオンラインで開催したナナナナ祭のプログラム「るすにする」は、全く新しいやり方を模索しながら作り上げました。単に展示をオンラインにすることもできたけれど、やっぱり新しいかたちにチャレンジしたかった。その過程がすごくポジティブに感じられたので、これからも“全く新しいやり方”を生み出す意識で生きていきたいと思っています。
BUSHOUSE:青木大和
キーワード=「再チャレンジ」
PJ紹介:https://100banch.com/projects/bushouse/
僕は18歳で起業してから、今の会社で4社目になります。その前の3社はうまくいかなかったわけですね。それで悔しい思いもたくさんしましたし、数年前には脊髄損傷という大けがも追いました。社会的に叩かれたし体もぼろぼろになったけど、その都度いろんな人が手を差し伸べてくれたからこそ、今の自分があります。
少しずつ会社を大きくしていく姿や、パラリンピックのスキー競技で金メダル目指す姿など、今の僕自身を通して再チャレンジする姿を見せたいし、それによって大小のレイヤーは問わず、いろいろな人が「自分ももう一度挑戦してみようかな」という空気を世の中に生み出したいと思っています。
WAKAMONO SAKE Project:内記朋冶
キーワード=「共生」
PJ紹介:https://100banch.com/projects/21055/
人生の豊かさにおいて「人やものと繋がりながら生きている」という、“共生”の実感はとても大切だと考えています。僕は、コオロギラーメンのプロジェクトにもジョインしているのですが、たとえば昆虫を食べるという行為は虫や自然を理解することにも繋がりますし「自分は自然の中で生きているんだな」と実感できます。
同様に日本酒には、分野、世代、地域をつなぐコミュニケーションツールとしての魅力もあり、日本酒を軸とした縁が紡がれることで、共生の実感による幸せが溢れる世の中にしたいと思っています。
Mpraeso Project:田口 愛
キーワード=「フェアトレードを見直す」
PJ紹介:https://100banch.com/projects/24919/
これまでのフェアトレードは、もともとの販売価格から金額を上乗せされただけで、消費者だけに負担がいくような構造のものが多くありました。それでは「高いくせに質は同じ」とか「最後に上乗せされただけ」といった印象がついてしまう。
今後は単に価格を上乗せするだけではなくて、サプライチェーンの仕組みを見直したり、余計なステイクホルダーを取り除いたり、2次産業や3次産業までなるべく現地でやったり、そういった根本的な改革が必要だと思っています。各産業の消費者だけにしわ寄せがいくのではなく、生産者も中間にいる人も消費者も全員が一緒になってムーブメントを起こしていけば、みんなにとってハッピーな構造になっていくと思います。
椎茸祭:中圓尾岳大
キーワード=「機嫌の良さ」
PJ紹介:https://100banch.com/projects/shiitake/
最近「機嫌が良いか悪いかで仕事の生産性は変わるんだな」と感じることが多くなりました。プロジェクトのブレストでも、テンションが上がるときと上がらないときでは未来の見え方が違ってくる。アイデア出しや今後を考えるときに、今の気持ちの状態を知ることってすごく重要な気がしますし、“機嫌の良さ”みたいなものが良い未来へと繋がっていくのだと思います。
100BANCH編集部は、これからもGARAGE Programメンバーの未来に向けて大切にしているキーワードを紹介していきます!
次回もお楽しみに!
“今だからこそ”、未来に向けて大切なキーワード