- イベントレポート
本場NYで学んだ女性演出家が、日本発「イマーシブシアター」をプロデュース ~「OPEN AIR THEATRE TOKYO」実験公演レポート~
「イマーシブシアター」で、東京に新しいナイト・エンターテイメントを!
100人観客がいれば100通りの物語が生まれる、イマーシブシアター(巻き込み型演劇)。 NYで異例の大ヒットを続ける『スリープノーモア』のクリエイティブチームで学んだメソッドを生かし、渋谷の街自体を舞台とした、日本初の本格的なイマーシブシアターを作る。
渋谷 真紀子|企画・演出
米国演出家振付家組合準会員。慶応義塾大学卒業後、株式会社博報堂勤務。退社後、米国ボストン・エマーソン大学院演劇科修士取得。卒業後、ブロードウェイミュージカル『アリージェンス』や、『イマーシブシアター・ピーターパン』NY・北京旗揚げ公演にて演出助手を務め、『ウェイトレス』『秘密の花園』にも携わる。米国滞在中にLuna-Hana Cosmopolitan Theatre Companyを創設し、作・演出のオリジナルミュージカル「KAGUYA-織り成す竹取物語-」は米国ワークショップ公演を経て、浅草六区ゆめまち劇場にて巻き込まれ型演出で上演。奈良橋陽子氏総監督の東京学生英語劇連盟モデル・プロダクション(MP)52回公演「THE WIZ」にて演出予定。
竹島 唯|企画・プロデューサー
国際基督教大学(ICU)大学院卒業後、株式会社ADKに就職。大学在学中、米国ボストン・ウェルズリー大学、マサチューセッツ工科大学に留学しTheatre Studiesを専攻。「アメリカ占領下における戦後日本の舞台芸術」についての研究論文が評価され、音楽学会にて発表するなど学問の側面から舞台芸術に従事。また、東宝株式会社にてミュージカル『RENT』や『天使はバスを降りた』に制作として携わる。現在は外資系IT企業にて、ブランド戦略プランナーとして勤務しつつ、「OPEN AIR THEATER TOKYO」を立ち上げ、日本初の本格的なイマーシブシアター実現に向け制作を進めている。
カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役社長楠本 修二郎
1964年福岡県生まれ。リクルートコスモス、大前研一事務所を経て、2001年カフェ・カンパニーを設立。 コミュニティの創造をテーマに「WIRED CAFE」など約80店舗の企画・運営や地域活性化事業、商業施設プロデュース等を手掛ける。 2021年「日本の愛すべき食を未来につなぐ」ことを目的にグッドイートカンパニーを設立。 その他、内閣府クールジャパン等の政府委員や東日本の食の復興を目的とした「東の食の会」、「おいしい」を軸に新たな循環や仕組みを生み出し持続可能な未来への貢献を目指す「おいしい未来研究所」の代表理事等も歴任。