DAO(自律分散型組織)で境目のない滑らかな世界をつくりたい

A1 ROAD
DAO(自律分散型組織)で境目のない滑らかな世界をつくりたい
一番遠くで、犬を抱きしめたい。犬と人の共生の未来を創造する。
私たちはクリエイティブの力で、犬に対する価値観をアップデートするプロジェクトです。
「犬は人類の最良の友である。」
みなさんはこの美しい生き物のことをどれくらい理解して、共に過ごしていますか?全ての犬種の誕生の背景には、理由と目的があります。しかし現在、犬と人の関係性が多様化・複雑化してきた中で、犬への理解がおざなりになってきていると感じています。言葉が通じないもの同士の共生は、もう一歩先へ進まなくてはいけません。そのためには人々の犬に対する潜在的な価値観やリテラシーをアップデートする必要があります。そこで犬の内面までも描き出すことができる、私の「イラストレーション」という手法を起点にしながら、スピード感を持って、ダイレクトなコミュニケーションを図りたいと考えています。
元々、自分が憧れていた犬を生業とする職種(ドッグトレーナ、動物看護師、トリマー、ペットショップ店員など)を目指し、進学した友人たちが卒業後、就職先がないことや、就職できたとしてもその労働環境の悪さ、仕事内容の理想と現実のギャップに挫折してしまい、全員辞めてしまったこと。さらに、そんな友人たちがその後は、犬と全く関わらない職種に就いていることにひどくショックを受け、業界に対する危機感を感じたことが決意を固めたきっかけです。いつか彼女たちと一緒に仕事ができたらいいな、と思っています。
ペットカフェやホテルなど犬に関わるサービス事業は盛り上がりを見せる一方で、ドッグトレーナー、動物病院、トリマー、ペットショップ、ブリーダー、保護団体など「犬」との距離が近い職業であればあるほど、お金も時間も余裕がないという状況で、そこに業界全体の根深い問題を感じています。また飼う側の「犬」という生き物に対する理解の浅さやリテラシーの低さも深刻で、今後犬と人間の間に生じるコミュニケーションエラーがどんどん大きくなってくると思います。だからこそ、犬と人間の間に立ち、両者が幸せに暮らす共生社会をチューニングする存在が必要になると思っています。
1.リサーチ
まずは犬業界で働く人、犬業界を志している人、犬を研究する人が何を思い、何を求め、日々どう犬と向き合っているのか、業界に対して、犬を飼う人々に対して何を願っているのか現場の声や本音が知りたいです。自分のプロジェクトの整合性や解像度を高めるヒントを得るきっかけにしたいです。また業界の潮流を掴む意味でも重要な実験だと感じています。
2.インサイト整理&コンセプトメイキング
リサーチや仮説もとに、どうしたら犬と人間のより良い共生の未来を作ることができるのか?自分の提供できる価値や視点も踏まえた上で、一本の企画書(コンセプト)に落とし込んでみたいです。
3.アウトプット
リサーチに協力してくれた人たちを実際に招待して、自分の企画内容を発表し、反応を得たいです。現場の声と自分のエゴ、ここのバランスを合わせ、さらにブラッシュアップを図りたいです。そこで初めて本当に届けたい人に届く、本質的な企画が生まれると思っています。
1.現在はまだ仮で置いている「プロジェクトタイトル」を再考し、しっくりくるプロジェクト名を見つけたいです
2.普段アクセスできなかった、犬を生業とする職業の人と関わりを持ちたいです
3.このプロジェクトを実装するにあたり、足りないピースを発見し、一緒につくる仲間や、前に進むヒントを見つけたいです
犬および、犬を生業とする職の地位向上。
そのために自分は「ドッグプランナー」としてさまざまな犬と人の間に立てる存在になりたいです。
特に犬と人間の間に立ち、ツーカーの役割を果たす「ドッグトレーナー」と「トリマー」を憧れられる職業にプロデュースすることで、業界の中で象徴的なポジションを確立したいと思っています。
そして犬が好きな人も、嫌いな人も、興味がない人も、社会全体が犬への関心を高め、今よりも進んだコミュニケーションが生まれる状態をつくり、犬と人が心地よく暮らす未来を創造したいです。
Next1Dogs project リーダー相場葵
静岡県出身。物心ついた時から「犬」の生物としての美しさに魅了され、様々な犬種を自在に描き分けることができる。農業高校から芸術大学に進み、グラフィックデザインを学ぶ。現在は放送作家小山薫堂率いる企画会社オレンジ・アンド・パートナーズでプランナーを務めている。将来の夢は「ドックプランナー」になること。
プロジェクトの歩み
入居開始
コンタクト