あなたは大切な人のことをどれだけ知っていますか?
自分の人生を誇れる未来をつくる。

JINSEI SOCHO

プロジェクト概要

私たちは本づくりを通して、自分の人生を誇りに思える社会の創造を目指すプロジェクトです。
「あなたは、大切な人のことをどれだけ知っていますか?」
好きな食べ物や趣味だけでなく、どんな価値観で生きてきたのか。普段、そんな話をする機会は少ないかもしれません。そこで私たちは、家族や大切な人の人生を、一緒に振り返り、深く知る時間をつくります。
大切な人の価値観や人生を一冊の本にまとめるプロセスを通じて「人生に誇りを持つ」きっかけをつくり、「生きていてよかった」と思えるような、誰もが自分らしい人生を生きることができる未来を目指します。

  • 食クラシ
  • 10自然(じねん)の生き方が追求され、健康の多様なあり方が広がる
  • #人生
  • #本
  • #ウェルビーイング
  • #自己表現
  • #自分らしさ
  • #死生観
  • #記憶
  • #90期

動機

医療や介護の現場で、「早く死にたい」「自分は何もできない」と感じている高齢者に出会うたび、やるせなさを感じる瞬間がたくさんありました。
しかし、その人の人生をじっくり伺い、何が好きで、何を大切にして生きてきたのかを知り、それを周りと共有することで、「生きていてよかった」「自分の人生、意外と良いな」と気づき、自信に満ち溢れていく瞬間を何度も目の当たりにしてきました。
その経験を通じて、どんな病気や状態、年齢になっても、誰もが自分の人生を誇りに思える未来をつくりたい。そう強く思ったことが、このプロジェクトの出発点です。

仮説

人生を振り返り、自身が大切にしていた価値観を知り、それを家族や大切な人たちと共有し、一緒に大切にすることで「生きていて良かった」と思えるようになるのではないかと仮説を持っています。
それが広がれば、高齢になったり介護が必要になったりしたとしても、家族や社会の中で「その人らしさ」が大切にされながら、自分の人生に誇りを持って、生きていける社会をつくることができるのではないかと考えています。

実験

1.人生想帖の展示会を開催し、本が社会へ与える影響を知る。

2.人に影響を与える本を作成するための、より効果的なフローを検討する。

3.人生想帖をより多くの人に届けるためのサービスモデルを検討する。

目標

1.展示会でアンケートを実施。大切な人を思い、実際に行動につなげられた人の割合が7割以上となることを目標とする。

2.検討したフローで実際に3名にユーザーテストを行い、ブラッシュアップする。

3.人生想帖ベータ版をリリースし、申し込み1件を獲得する。

未来

一家に1冊、人生想帖!
自分の人生に誇りを持って生き、「自分の人生、良かった」と思える人があふれる未来!

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    岐阜県岐阜市で生まれました。両親が共働きだったため、主にばあちゃんに育てられました。近所のおばあちゃんたちの家に遊びに行っては、お菓子をもらうような生活。小さいころは、体操のお兄さんや幼稚園の先生など、「人を笑顔にしている人」に憧れていて、自然な流れで理学療法士を目指すようになりました。
  2. 渋谷の街のエピソード
    岐阜生まれの僕にとって、渋谷は超都会。関東に来て5年が経ちましたが、いまだに渋谷に来るたびに「渋谷にいる自分、なんだろうこの感じ」と毎回不思議な気持ちになります。
  3. メンバーたちの意外な一面
    3人とも、水より、お茶より、ビールが好き。そして、それぞれ僕にはできないことが得意で頼りっきりになっています!
  4. 意気込みをお願いします!
    大切な人を大切に思える社会をつくるために、泥臭く全力でがんばります!

プロジェクトメンバー

  • 人生想帖 リーダー川邊祐詩

    1997年、岐阜県出身。
    理学療法士の資格を取得後、「地域を一つの大きな家族に」をコンセプトに、医療介護福祉に携わる。特に、認知症の方と共に暮らした経験から「人が尊厳を持って生きる」ことをテーマに、家で暮らす方のサポートや、地域の中でつながりをつくる企画運営を行っている。

  • 人生想帖 仙田浩之

    1996年、愛知県出身。おじいちゃんっ子。大学で経営学を専攻後、都内でUIデザイナーとして活動。祖父から譲り受けたカメラで写真を始め、写真撮影・映像制作も行う。
    「生きてて良かった、を増やす」ことがモットー。
    スパイスから作ったカレーやチャイをみんなに振る舞い、語り合うことが趣味。

  • 人生想帖伊原菜月

    1998年、東京都出身。
    東京藝術大学工芸科を卒業後、ユニバーサルデザインの会社で障害のある方へのヒアリングに従事。
    大好きだった祖母が認知症になった事をきっかけに「日常にときめきを」をテーマに、どんな人でも最後までその人らしさを感じられる暮らしを届けるためデザイナーとして活動中。

  • 人生想帖竹中杏菜

    1998年、東京都出身。
    大学卒業後、主に執筆・俳優活動を行う。宮城県南三陸町民の震災体験と復興の歩みをヒアリングし、朗読劇の形で表現する演劇プロジェクトへの出演を機に、自分の身体を媒体として様々な事情を抱える人の想いを届けることをひとつの軸として活動している。趣味は散歩、写真、音楽鑑賞。

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