コスメとコミュニティの力で、「肌色の多様性」を祝福できる未来をつくる

Lumiskin
コスメとコミュニティの力で、「肌色の多様性」を祝福できる未来をつくる
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Lumiskin リーダー バー・ニャクワ 未裕


藍文化と身体で出会える「喫藍」で、伝統が五感で継承される未来をつくる


私たちは、藍を五感で味わう新たな文化体験の創出を目指すプロジェクトです。
藍の葉の香りや味を楽しむ、これまでにない行為を「喫藍(きつあい)」と名付けました。藍染布による一時的な体験空間に、シーシャを吸う所作や対話を組み合わせることで、工芸でも嗜好品でもない、五感から文化に触れるためのまったく新しい文化の入口をつくります。知識や作業として学ぶのではなく、身体感覚や対話を通じて文化に触れることで、従来の伝統文化に関心を持たなかった層にも、藍文化との接点を生み出していきます。100年後、藍が「守られるもの」ではなく「生きているもの」として存在する未来を見据えた、文化体験の再構築を目指しています。
大学院で藍文化を研究する中で、その歴史的価値の高さに反して、体験の場が限定され、関心を持つ人が固定化している現状に違和感を覚えました。自身が藍に触れた体験を振り返ると、知識として理解した瞬間よりも、香りや触感、空間の記憶として残った体験の方が、強く印象に残っていました。文化は「理解するもの」である以前に「身体で出会うもの」なのではないか。その問いから、喫藍という実践が生まれました。
伝統文化は、視覚や言語による説明だけでは、現代の生活者にとって距離のある存在になりやすい。一方で、香り・味・触感・音といった複数の感覚を同時に使う体験は、記憶や感情と深く結びつき、文化への心理的ハードルを下げます。五感を媒介とした体験設計によって、文化は知識として理解されるものから、「個人的な記憶」として接続されるものへと変わり、継続的な関心へとつながっていくと考えています。
100BANCHを拠点に、喫藍を「文化体験として成立する形式」へと磨き上げる実験を行います。
1.シーシャ店、茶屋、展示空間など、異なる環境で喫藍体験を実施
2.参加者の反応や対話の質を記録・分析
3.空間構成、藍素材、所作、語りの設計を反復的に改善
これらを通じて、再現性のある体験フォーマットを検証します。
1.喫藍体験を3〜5パターンの空間・形式で実施
2.体験設計の要素(空間・所作・素材)の整理と言語化
3.「文化体験プロトタイプ」として外部に説明可能な形にまとめる
100年後、伝統文化が特別な場で保存されるものではなく、日常の中で自然に触れられる存在になっていてほしい。喫藍のような体験が各地に派生し、文化が人と人をつなぐ感覚的な媒介として生き続ける社会を目指します。

KITSUAI リーダー田中マサト
大学院にて喫藍師/アーティストとして活動しながら、藍文化をテーマに、空間・身体・感覚を通じた文化体験の研究を行う。伝統文化を「学ぶもの」から「感じ、関わるもの」へと再構築する実践を重ね、シーシャ店や茶屋など既存の文化施設とは異なる場で「喫藍」の実験的活動を行っている。

KITSUAI PR・マーケティングディレクター坂木勇介
PR会社理事として、日本国内、フランス、香港、東南アジアを中心に企業・自治体の戦略企画〜実装を担当。その他にも飲食・観光・医療・ファッション分野におけるブランド立ち上げを支援、インバウンド向け情報設計の実績を持つ。現在は日本・フィリピンを拠点に事業ブランディング支援を行う。