- メンバーズボイス
2024年に東の青龍が天に昇る時、大發明が起こるのである-N次元の發明と發明家としての生き方 - ——2024年 今年の抱負!
100BANCH PS 堀田滉樹
2024年も未来に向けた実験を大胆に繰り広げる100BANCH。メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2024年 今年の抱負!:龍のように」。
今日は100BANCH PS(プロジェクト・スタッフ)の堀田が執筆しました。
こんにちは。100BANCH PS※の堀田です。
僕は2021年12月20日にPSとして初めて出勤したので、100BANCHでの勤務は3年目に突入しました。約1年前、2022年末のアドベントカレンダーには、「きっと、出る杭は打たれない。」というタイトルで以下のような文章を書いていました。
https://100banch.com/magazine/advent/2022/1207/
勤務2年目の昨年はPSとしての業務の他にも、毎月の実験報告会の企画運営業務も担当させていただき、これまでよりもたくさんのメンバーとお話しする機会があった1年でした。そんな1年を過ごし、前出の文章を読み直した上での心境の変化を新年の抱負と共にここに記したいと思います。
※PSとは、プロジェクトメンバーたちが活動しやすい環境を整えメンバーの挑戦を一番近くで応援するProject・Staffのこと
毎月開催している実験報告会では、GARAGE Programを終えたメンバーによる成果報告ピッチに加えて、100BANCHでの挑戦を経て、プロジェクトを拡大・成長させた先輩プロジェクトをナビゲーターとしてお招きするナビゲーショントークも実施しています。2023年も毎月1回、合計12人のナビゲーターのお話を聞きました。
このナビゲーショントークでは、どのように100BANCHを活用していたか、100BANCHで変態したことや成長したこと、卒業後はどのようにプロジェクトを進めてきたかといったことを話してもらっています。もちろん、プロジェクトが軌道に乗らずに苦しかった時期、試行錯誤を重ねていた時期の話もです。
例えば、今では都心を中心に様々な駅で見かける傘のシェアリングサービス「アイカサ」を展開する丸川さんは、街中の飲食店さんからビニール傘を集めて、自宅のシャワーで1本1本キレイにして10か所ほど設置するところから始めたそうです。
https://100banch.com/magazine/53751/
また、独自の「環境移送技術」を活用し、大企業と協同でサンゴ礁生態系の保全・教育・研究を行う「INOCA」の高倉さんは、100BANCHに水槽を設置し、様々なメンバーから意見やアドバイスをもらいながら実験を繰り返すところからスタートしたそう。
https://100banch.com/magazine/55404/
2022年末のアドベントカレンダーには「出る杭は打たれない」と書きました。しかし、毎月ナビゲーターの話を聞いていく中で、「打たれない」のではなく、「打たれても出続けている」のだと感じました。何か新しいことに挑戦していく過程では失敗や批判は付き物です。自分は自信を持っていても世間からは思ったような反応を得られないこともよくあることです。ただそれでも負けずに粛々とやるべきことをやり続ける、悩んで考えて試行錯誤を重ねた結果、道は開けるのだと思います。
「出る杭は打たれないのではなく、打たれても出続ける。だから生き残る。」
私自身、100BANCHでの業務の他に、新潟県で空き家の活用やまちをフィールドにした様々なプロジェクトを進めています。渋谷でも新潟でも、失敗を恐れず、批判にへこたれず、粛々とやるべきことをやり続けていきたいと思います。
メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2024年 今年の抱負!:龍のように」をお届けしています。他のメンバーによる記事は以下のリンクからご覧いただけます。若者たちの熱や未来への兆しをお楽しみください。