忙しい毎日に「手紙のある暮らし」を。新たなコミュニケーションを提案する「tegamiの時間」を開催！！

手紙を書く”きっかけとなる”時間

 「tegamiの時間」とはその名の通り、手紙を書くきっかけとなる時間になったら良いなと思い、開催しました。

元々、古くからある「手紙」というコミュニケーションのあり方を、今だからこそ再度提案したいという気持ちがありました。ただ、「手紙文化」への共感は得られても、毎日の仕事や学校が忙しく、封筒や便箋を買って、手紙を書いて、ポストに投函するという一連の作業の時間をとることがなかなか難しいのが現実でした。
なので、”この時間にみんなで一緒に手紙を書きましょう！”というイベントにすることで、久しぶりに手紙を体験してもらう時間として参加者の皆さんに活用していただきました。

当日は参加者1人1人に、オリジナルのレターセットを送付し、イベント中に「それぞれが手紙を書く」というコンテンツを設けました。
オンラインで繋がりながら、1人1人が作業(手紙を書く)する空間は、何とも不思議な空気でしたが、「毎日忙しくてなかなか時間が取れなかったけど、イベントという形で時間を取ってくれたことで、久しぶりに手紙を書けた！」と、参加者のみなさんにも好評でした。

 

きっかけは、”便利な現代”への些細な違和感

そもそも「手紙」というコミュニケーションスタイルに注目したのは、いつでも、どこでも、誰とでも繋がれる”便利な現代”への些細な違和感からでした。
コミュニケーションは格段に進化したはずなのに、両親・友達など、何だか本当に大事な人とのコミュニケーションが希薄化してきている気がしたんです。

もちろん人によると思いますが、あれだけ仲がよかった高校時代の友達と連絡を取り合う機会も、家族に想いを伝える機会も、私自身が日常生活においてほとんどなく、表面的な連絡だけで終わってることが多かったんです。
特に、今世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルスによって、緊急事態宣言が発令され、自宅で1ヶ月間いた時、誰にも会えない中、繋がりについて考えていました。
そうした背景から、普段のLINEよりもっと特別なコミュニケーションのスタイルとして、「手紙」に行き着きました。

普段のやりとりを全て手紙にしたいわけではなく、一年に一回、誕生日でも、母の日や父の日でも良いので、手紙というコミュニケーションを取ることで、自分の中での大事な繋がりを再認識できる機会になるのではないかと考えました。

 

「手紙」の再発明。現代風にアレンジした「tegami」の挑戦

実はイベント中に、オリジナルレターセットに手書きで手紙を書くコンテンツの他にもう一つ、オンラインで手紙が書ける「tegami」サービスの体験コンテンツもありました。
これは「手紙」の良いところを残しつつ、もっと気軽に「手紙」が書けるようになるように開発中のサービスです。

オンラインで手紙を書けて、宛先を入力すれば、それだけで手紙を送ることができます。封筒や便箋を買ったり、切手を貼ったり、ポストに投函しに行く手間は一切必要ありません。
体験していただいた参加者の皆さんにも、手紙を書くこと自体への共感と、オンラインで体験できる斬新さへの共感もしていただくことができました。

これからも「手紙」という軸を通して、新たなコミュニケーションのあり方を探して行ければと思っています。ぜひ、コミュニケーションのあり方を模索してる方はサービスを体験してみてください。

■関連リンク

オンライン手紙作成サービス「tegami」：https://service.tegami.online/