DAJARE PRODUCTS
ダジャレの「発想法」としての可能性を探求する
形のない感情などの自己幻想を、 共同幻想であるお金で売り買いするプラットフォーム
人の持つ感情などの形のない概念(自己幻想)を、共同幻想であるお金で売買する概念のWebフリマアプリを作ります。
以前、仮想通貨系の事業に携わっていたとき仕事のことを知人に話したところ
「仮想通貨は信用できないよね、仮想だから」
などという辻褄の合わない返答が返ってきた。
しかし、その言葉に象徴されるように
「自販機の飲み物=160円」「コンビニパン=150円」という様に
貨幣の現在の価値を絶対価値だと思い込んでしまう側面があると感じた。
貨幣価値の幻想的側面に焦点を当ててみたいと感じた。
1. 商品がモノではなく形のない概念 / アイデアだったときに貨幣価値の幻想的側面は強くなるのではないか。
2. 2010年代の市場価値はモノからコト化(ヒト化)などと呼ばれナラティブやバックグラウンドを重要視するようになったが、今後より価値は概念 / アイデアのようなかたちのないものに帰結するのではないか。
3. 現在でも概念 / アイデアが価値を持つが、アーティストのように限られた能力や権威のある人の概念 / アイデアのみである。その市場は解放されるべきではないか。
1. リサーチ
2. 開発
3. Webフリマオープン(100BANCHにインスタレーションとして設置し、そこで売買可能に)
Webのフリマプラットフォームを開発
インスタレーション制作
概念 / アイデアの市場を広く解放する
Arisa Ito
アーティスト。2012年名古屋芸術大学中退。2014年Goldsmiths BA Fine Art Extension Degree修了。主な受賞歴に2012年ヴァニラ画廊大賞 都築響一賞。スタートアップでブロックチェーンやAR/VRなどの事業に携わり、それらの先端技術がどのように社会実装されるべきかに関心を寄せて作品制作を行う。
国立研究開発法人産業技術総合研究所 主任研究員/ニコニコ学会β交流協会 会長/メディアアーティスト江渡浩一郎
国立研究開発法人産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 主任研究員/慶應義塾大学SFC 特別招聘教授/メディアアーティスト。1997年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。在学中よりメディアアーティストとしてネットワークを使ったアート作品を発表する。1997年、アルス・エレクトロニカ賞グランプリを受賞(sensoriumチームとして)。1999年、アルス・エレクトロニカ賞栄誉賞受賞。2001年、「インターネット物理モデル」の制作に参加。日本科学未来館の常設展示となる。2010年、東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。2011年、ニコニコ学会βを立ち上げる。ニコニコ学会βは、2012年にグッドデザイン賞ベスト100、2013年にアルス・エレクトロニカ賞栄誉賞を受賞するなど高い評価を受ける。産総研では「利用者参画によるサービスの構築・運用」をテーマに研究を続ける。主な著書に『ニコニコ学会βのつくりかた』(フィルムアート)、『進化するアカデミア』(イースト・プレス)、『ニコニコ学会βを研究してみた』(河出書房)、『パターン、Wiki、XP』(技術評論社)。2017年、科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(理解増進部門)受賞。ニコニコ学会β交流協会会長、COI STREAM構造化チームメンバー、JST CREST領域アドバイザー、東京藝術大学 美術学部デザイン科 非常勤講師を務める。ホームページ:http://eto.com/
プロジェクトの歩み
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