
Pechakuchat
旅人から、街の一員へ。その街に、混ざる旅を。
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Pechakuchat リーダー Takanao shimakura


絵画を「耳で見る」。新たな鑑賞体験を生むインターフェース制作

私たちは、音で絵画の世界に入り込む、新たな鑑賞体験の創造を目指すプロジェクトです。
サウンド・アートと人文学を横断し、絵画を「耳で見る」ための作品・プロダクトを制作します。視覚や言語に頼らず、誰もが直感的に作品を「実感」できる音響空間を構築します。鑑賞者が音の世界に触れることで、絵画の「つづき」の物語が立ち上がる新たな鑑賞体験を提案します。専門知識や属性の壁を越え、誰もが深く対話し感性を共有できる、アートを通じたインクルーシブなコミュニケーションの場を創出していきます。
全盲の友人と鑑賞をした際、「言葉による説明からしか絵画の世界に入れない」という決定的な限界を目の当たりにしたことです。また、私自身も耳からの情報を強く受け取る特性があり、誰もが視覚能力や事前知識に依存せず、直感的に絵画を「実感」し、自由な想像力を持てる場をつくりたいと強く思いました。
「視覚と言葉に依存せず、絵画を音に読み替えることで、絵画性が拡張し、新たな鑑賞体験が生まれる」という仮説を立てています。
また、現代のデジタル音に対して、人間がどのような思いやエモーションを馳せることができるかも探求したいと考えています。
1.作品・プロダクト制作:視覚や言語に頼らない、絵画から音響への「読み替え」と、鑑賞者が直感的に作品を「実感」できるインタラクション設計の検証。
2.音空間構築:プログラム制御によって変化し続ける音響空間の中で、鑑賞者の身体的な介入(手をかざす・触れる等)が、どのように音世界の変容と結びつくかについての実装・実験。
3.ワークショップ:「出張型美術館」として本システムを学校等の現場に持ち込み、視覚機能の程度に関わらない「聴く対話型鑑賞」の実施。およびその検証。
1.言葉やアプリの操作に頼らず、物理的な配置や触覚を通じて感覚的に体験できるプロダクトの実現。
2.出張美術館として、学校や福祉施設でワークショップを開催。
3.実際の鑑賞体験の評価を通じた、HCI分野等での論文執筆。
誰もが日常空間の中で音と関わり、それを媒介にコミュニケーションできる作品・プロダクトを制作することです。視覚機能の程度や背景知識に関わらず、音を通じて絵画の空間を実感し、そこから新たな対話や物語が生まれる社会を目指します。

Listen to the Painting リーダー金子淳平
サウンド・アート、仏近現代美術史研究、アートコミュニケーションの3つの専門領域を横断し、理論と表現を双方向に行き来する活動の形を探求している。身の回りの「関係性」を起点に、サウンドインスタレーション、ワークショップ、プロダクト制作を行なっている。2025年Sasebo Sound Chronicle Award ファイナリスト選出など。