- イベントレポート
聞くこと・応援することで、組織の風通しがよくなる 実験報告会&メンタートーク
こだわりを視覚情報に!
日本文化の発信を言語に頼らずに行うことで、日本文化の脱日本化を行うことをめざします。
KAKERUは『日本の伝統産業の担い手に国境に囚われない活躍の場を提供し、日本文化の魅力を北アメリカを中心とした海外に発信すること』を目的とした団体です。
自身の経験から、この事業に可能性があることをわかっているからです。学生時代に海外生活を経験したメンバー達が特に痛感したことが日本文化の貴重さです。なんちゃって書道のタトゥーを入れている友達が周りにいたり、自分の名前の書道を書いて欲しいと頼まれたりすることが多々ありました。なぜこんなにも書道の需要があるのに、クオリティーの高い書道は海外に普及しないのだろうか?この疑問から、私たちの活動が始まりました。
また、素晴らしいタレントを持つ芸術家に国境を超えた活動の場所を提供することが一つの課題です。実際には、私たちが国外に向けたデジタルマーケティングのプラットフォームを提起し、世界との窓口になることで実現させようとしています。将来的には、アート作品を所有するという概念を進化させてみたいです。
三ヶ月で、2つの違った業界においてのポートフォリオビデオの作成
海外メディア掲載
日本文化が日本国内に制限されない状態
代表永井凱
高校の始めに行った交換留学先で日本の高校を中退、単身アメリカに残る。アメリカで書道に対する高い注目と、質の高い作品の供給の不一致を感じ、KAKERUを創業。シアトルの現地中学校の臨時数学講師や、スターバックス本社でのインターンを経験。AFS64期。現在早稲田大学政治経済学部1年
Digital Marketing Director萬木桜
父親の仕事の影響により幼い頃からアメリカや韓国等で学生生活を過ごす。この海外生活を通して、より日本文化の独特さ、美しさに気づく。幼い頃から親の影響で習っていた習字をより世界に広めていきたいと思い、リーダー永井の案に賛同する。現在は早稲田大学社会科学部英語単位プログラムTAISIで社会問題について学びながら、KAKERUで書家の母と一緒に製品製作をしている。
Cameraman Keigo Yasuda
1999年生まれ。現在武蔵野美術大学映像学科在籍中。株式会社CULTUREでアシスタントを務めつつ、メインではアート作品、ファッション、商品系などのプロモーション映像、写真を制作している。
Strategy Director中塚苑眞
2000年生まれ。一橋大学商学部一年生。生まれと育ちは東京だが、高校生活を日本・アメリカ・カナダの3カ国で過ごす。様々なコミュニティを渡り歩いて得た経験から、ダイバーシティ経営、イノベーションマネージメントに興味を持つようになる。
Public Relations Director 齊藤龍星
早稲田大学政治経済学部2年。家庭の事情でオーストラリア人が父親代わりとなる。学生時代には現在のオリンピック選手と共にフェンシングに励み国際的な交流も行う。そのような環境で育ったため、海外の価値観を持ち合わせるメンバーと活動することを望んだ。現在他には音楽活動や広告代理店に務める方の下で勉強をしている。
Product Director小野桃
人生のほとんどを日本で過ごすが、高校生1年生のときに少女買春問題について学ぶためネパールへ行く。それをきっかけに自分が生きる世界の狭さを感じグローバルな世界に興味を持ち、国際シンポジウムなどに参加するようになる。早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科1年。
石川県副知事西垣 淳子
東京都出身。東京大学法学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。経済産業省では日本の魅力を発信するクールジャパン政策や、日本のモノづくり産業支援政策等を推進。特許庁時代には、商標や意匠を活用したブランディング戦略や、技術情報等をベースとした知財戦略を支援。現在は石川県でデジタル化、グリーン化等を通じて中小企業支援に力を入れている。