三軒茶屋のシェアハウスで育んだ文化と ヒューマンリソースをインストール
- メンバーズボイス
『あなたにとっての"インド"』とは? [21日目]
スティーブ・ジョブズやビートルズをはじめ、様々なアーティストやカリスマたちが人生の転換期にインドを訪れ、その後の人生に多大な影響を与えてきました。
『迷ったらインドへ行け』
この言葉の意味とは、きっとインドに行くことでこれまで生きてきた文化や価値観が覆されて、何が正しくて、何が間違っているのか、評価や名声や富までもが一方向からの尺度でしか定義されていなかったことに気付かされることなんだと思います。
僕も大学を出て、社会人になりかけのころに日本の片田舎にあるゲストハウスを廻って様々な出会いを経験したり、シェアハウスに住むことで会社員の人生では出会うはずのない人たちに出会い、喧嘩や嫉妬や恋愛などに巻き込まれながらも暮らしてきました。
特にシェアハウスでの暮らしは、仕事で忙しい会社員にとっては日常が常に不安定で、ある意味非常に劣悪な環境ですらありました。
最初に住んだ横浜のシェアハウスは古民家を改装したということもあり、一見おしゃれにも見えますが、160段の階段を毎日登らなきゃ行けなかったり、鳩が家の中に入ってきて出てこなかったり、庭にあった柿は渋くてみんなで干柿にしたり、台風が来て大木が夜中に倒れてきたりと、とても一人暮らしのオートロックのワンルームマンションでは起きえないトラブルが毎日のように起きていました。
ただ、その生活が苦痛だったわけではなく、トラブルが起きるたびに20代の住人同士で助け合ったり、仕事や私生活の悩みを相談しあったり、泣いたり笑ったりと本当に様々なことを共有することで、『人間は1人で生きては行けない、いや1人で生きる必要はないんだ。』と強く感じたことを覚えています。
そこでの経験があったからこそ、今は色々な人に頼ったり頼られたりしながら仕事を作ったり、面白い事業を考えたり、ときには失敗したりということを、1人ではなく仲間と常に共有しながら一歩ずつ前に進んでいると思っています。
どんなに辛いことも、仲間とだったら楽しい。
そんなふうに思える原点が、横浜のシェアハウス生活にあったなと思っています。
まさに、それが自分の人生の転換点であり、自分にとってのインドだと感じています。
さて、みなさんも自分の人生にとっての『インド』を振り返ってみてはいかがでしょうか。
まだ自分の人生に『インド』が見つからないという人は、ぜひ三軒茶屋のシェアハウス『モテアマス三軒茶屋』を訪れてみてください。
あなたにとってのインドが見つかるかもしれません。
インドからの刺客 代表カズキタ
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