Stat!
リアクションが生き生きと伝わるオンライン通話を実現したい
気がつけば今年も残りわずか。
皆さんにとって今年はどういう年だったでしょうか?
新型コロナパンデミックが起きる前は、今自分がオンラインで仕事をしたり、オンラインが当たり前になることは想像できませんでした。
そんなコロナ禍で、私たちhummingbirdはサービスを立ち上げました。
ただ、その時は起業がしたいというよりも「このメンバーで応募したら楽しそう」であったり、何よりパンデミックの中で生活様式がガラリと変わる中で「こういうのがあったらいいのにな、じゃあ自分たちで作ろう」という気持ちが強かったのもあります。
~Red Bull Basement2020で224チームから日本代表に選ばれ世界大会へ~
コロナが流行して私たちの生活様式は大きく変わりました
特に、これまで当たり前にできていた対面のコミュニケーションがほとんどZoomなどのビデオチャットに置き換わりました。そんな中で私たちが感じたのは、オンラインでのコミュニケーションに便利さを感じる一方、「Zoomでの会話は、まるで虚空に話しかけているようだ」ということです。
感染症を含む社会環境の変化と技術の進歩によって、私たちのコミュニケーションの形態は急速に変化しつつあります。この過渡期において、コミュニケーションのあり方や本質を考え、全世界で必要とされるコミュニケーションのカタチやそれを支える技術は何か模索したいと考えました。
そこから私たちが考えてサービスがWhoopitであり、100BANCHに8月から入居して開発しているサービスです。
~100BANCH中に開発した最初のβ版~
β版をもとに開発を現在しているのが「Whoopit」です。
Whoopitとは「Whoop it up(とことん楽しむ)」という言葉から来ています。
オンライン上でのうなずきを可視化する機能や乾杯機能で、いつもよりオンラインが少しでも楽しめるものになればと、チーム一同開発を続けています。
~100BANCH中に開発した2番目のβ版~
テスト版は完成しているので、気になる方はぜひ使ってみてください。
https://testflight.apple.com/join/K8UejnrJ
(iPhoneのみ・TestFlightで公開テスト中)
私たちはWoopitを通じて、いつか物理的に離れている人とも、目の前で会って話しているのと同じようにコミュニケーションができる世界の実現を目指しています。
私たちがが目指す世界では、
遠隔でも相手とアイコンタクトを取りながら会話ができ、
遠隔でもちょっとした感情の変化感じ取ることができ、
遠隔でも他者の存在を肌で感じ取ることができ、
遠隔でも相手と同じ空間を共有しているリアルな感覚を持つことができ、
遠隔でも遠く離れていても相手のことを身近に感じることができます。
21世紀初頭の現在に生きる私たちにとって、オンラインは「オフラインの代替手段」に過ぎません。対面で会えたら一番だけど、オンラインでもいいかと思って妥協する。いわば「オフライン >> オンライン」の関係です。しかし、近年のVR/ARへの期待値の急速な高まりからも伺えるように、社会は「オフライン ≡ オンライン」の関係を求めているといえます。
やがて、オンラインで出来ることがオフラインと同等となり、いつの日か超越する日が来るはずです。本来の意味からは外れますが、いわば「コミュニケーションにおけるシンギュラリティ」が到来した時に、私たちのコミュニケーションのあり方はどう変化しているか?これが、私たちが100BANCHで実験している取り組みの根幹にある問いです。
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Web
https://imustanamayoa.wixsite.com/whoopit
Instagram
https://www.instagram.com/hummingbird_redbullbasement/
この記事は100BANCHにまつわる様々なストーリーをメンバーやスタッフが紹介するリレーブログ企画です。他の記事はこちらのリンクからご覧下さい。
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