- メンバーズボイス
バンチのチカラで未来をつくる[24日目]
100BANCH編集部の船寄です。
突然ですがこの歌詞を知っていますか?
「あれもしたい これもしたい もっとしたい もっともっとしたい」
これはTHE BLUE HEARTSが 1993年にリリースした『夢』の一節。ボーカルの甲本ヒロトが叫びながら歌うこの曲は、いつ聴いても心にズシンと響く。あのリリースから約30年。今の世の中、この歌みたいに「あれもしたい」「これもしたい」と自分の夢を純粋に叫べる人ってどれだけいるのだろう。
「誰かに否定されるのが怖い」
「そんなのは大それたことだから」
「自分にできるわけがないよ」
自分の「やりたい」とか「好き」という感情に蓋をして、後々「やっぱり、やっておけばよかった」と後悔する。そんなことを僕は何度も繰り返してきたし、まわりにも同じような人は山ほどいた。
どこかで「やらない後悔より、やった後悔の方が悔いはない」と聞いたこともあるけど、「俺はこんなにやりたいんだ!」と、なりふり構わず夢に向かうにはどうしたらいいんだろう。数年前までそう思っていた。
2018年、僕は100BANCHの編集部に入った。「昆虫食で食文化?」「ふんどしのファッションショー?」「しいたけで世界平和?」……。「それ、どういうこと!?」とツッコみたくなるようなプロジェクトに戸惑いながらも、プロジェクトメンバーに触れていくと、みんな他人の目なんて全く気にせず、自分の夢に向かって「こんな世界にしたい!」と目を輝かせている人たちばかりだった。
その姿を見て僕は「ここにいる人たちって、THE BLUE HEARTSの世界じゃん」と思った。みんな「あれもしたい これもしたい もっとしたい」って夢を実現するために突っ走っているなって。
ああ、もっと素直に生きればいいのか。
そんな感情がすとんと腹落ちした僕は、当時「やりたい」と思っていた小さなギャラリーを後先考えず「えいやっ!」と開いた。結局、数年でまた違う方向に進んだけど、その行動に全く悔いはないし、その経験が今の僕を形づくるひとつになっている。
「誰が何と言おうと自分はこれがやりたい」。
そう思っていても一歩が踏み出せない人は、ぜひ100BANCHを訪れ、昼夜活動するプロジェクトメンバーと会話してみてほしい(毎日見学可)。
あなたの「やりたい」を否定することなく、きっとその「夢」を後押ししてくれるはずだ。
この記事は100BANCHにまつわる様々なストーリーをメンバーやスタッフが紹介するリレーブログ企画です。他の記事はこちらのリンクからご覧下さい。
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