Sadamaranai Obake
死にまつわる文化や価値観を、デザインのチカラで変えたい
Sadamaranai Obake 鴻戸美月
2024年も未来に向けた実験を大胆に繰り広げる100BANCH。メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2024年 今年の抱負!:龍のように」。
今日の執筆者は、死にまつわる文化や価値観をデザインのチカラで変える、さだまらないオバケ(Sadamaranai Obake)プロジェクトの鴻戸です。
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あけましておめでとうございます!鴻戸美月です。
わたしはさだまらないオバケというプロジェクトで、デザインの力で死との向き合い方を変えていく「死のリデザイン」という活動をしています👻
2023年は、さだまらないオバケにとって非常に成長した年になりました。なんと言っても一番は、目標にしてきたグッドデザイン賞を受賞したこと!!死のリデザインの取り組み全般を評価していただきました。
また、2023年4月に挑戦した弔いのための体験和菓子「雲もなか」のクラウドファンディングでは、100BANCHで出会った方々の応援もあり無事に目標達成&商品化を実現!皆さまありがとうございました!!
他にもナナナナ祭やDESIGNARTなどのイベントへの出展、デススナックやポップアップ等の主催イベントの開催、その他にもクライアントワークに励んだりと、常に走り続けた一年でした。
(7月のナナナナ祭のオールナイト・デス・スナック。天使たちが死について語り合ってます。)
(11月に行ったポップアップイベント『さだまらないオバケってなあに?展』)
さだまらないオバケの2024年は、昨年11月に新メンバーも加わったことでよりパワーアップできそうな予感です。今まで整理できていなかった諸々を整理して活動環境を整えつつ、自分たちのスキルアップによってできることの幅も増えてきたので、また新たな挑戦を目論んでいます。
今年の抱負は「(いい意味で)自分を疑う」にしました。
というのも今年の私はゲッターズ飯田の占い的に裏運気の年らしく。裏運気は、何かと裏目に出る時で、予想外のことが起こりやすい時期。裏の個性や才能が出てきて、自分の課題に気づくことができる時。らしいです。
占いを信じる信じないは置いといて、これはいい機会かもと思ったので、これまで自分がなんとなく、ちゃんとやってもないのに「自分には向いてないかも」と思い込んでいることにチャレンジしてみようかなと思います。
例えば絵。私には絵心がないので、できれば絵は描きたくないと思っています。でも年末に実家に帰って部屋を整理していたら高校生の時の授業のノートが出てきて、中にはキュートなイラストがちらほら。別に上手なわけではないけど、こんな表現力あったの!?と我ながら驚きました。思い返せば、学生時代の美術の成績はいつも5だったし、積極的に絵を描いていた時代もあったのに、いつから苦手意識を持ち始めたんだろう…
たぶん大人になるにつれて機会もなくなって、自分より上手な人に出会って、「自分にはできない」と思い込んでしまっているのではないか。今一生懸命やってないからそう思い込んでいるだけで、実はちゃんと取り組めばできることってたぶんまだまだいっぱいあるはず。
自分の思い込みを疑ってみることで、隠れていた裏の才能が見つかるかもしれない!と裏運気の年をポジティブに捉えて、これまでやらず嫌いをしてきたいろんなことにチャレンジし、裏運気を乗りこなしていきたいと思います。
おまけ
今年は年明け早々、帰省先の石川県で地震に見舞われました。(実家は能登から距離のある地域なので家も家族も無事でした)
被害の大きい能登はまだ一般人が行ける環境ではないのですが、金沢より南は被害が少なく観光もできるし「北陸応援割」も3月からはじまるらしいので、ぜひぜひ石川県に遊びに来てください〜!
メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2024年 今年の抱負!:龍のように」をお届けしています。他のメンバーによる記事は以下のリンクからご覧いただけます。若者たちの熱や未来への兆しをお楽しみください。