ひとつの正解ではなく、NO WAVEなコーヒーを。みんなと。
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小さな約束を守る——2024年 今年の抱負!
NO WAVE SHAREROASTER 奥田達貴
2024年も未来に向けた実験を大胆に繰り広げる100BANCH。メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2024年 今年の抱負!:龍のように」。
今日の執筆者は、「もっと自由なコーヒー体験」を目指す、NO WAVE SHAREROASTERプロジェクトの奥田です。
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こんにちは。NO WAVE SHAREROASTERの奥田です。
100BANCHに入居したのがちょうど1年前。その頃にもこうして記事を書かせていただきました。
https://100banch.com/magazine/advent/2022/1208/
100BANCHにはコーヒーの焙煎体験を提供する「シェアロースター」(NO WAVE SHAREROASTER)というプロジェクトで入居し、その後1月5日、ちょうどこの記事を書いている頃に開業しました。
僕はシンプルにコーヒーが好きで、みんなにもその良さを知ってもらいたいという想いでコーヒーの事業をしています。このシェアロースターも、焙煎体験をやりたくても設備がなくてできなかったという気持ちから、みんなが気軽に借りれる場所を目指して開業しました。
開業から1年経ち、いまだにコンスタントにお客さんは来てくれて、自家焙煎のカフェを開業する方や、コーヒーの競技会に挑戦する方もいたりして、いろんな方とシェアロースターを通じて交流させてもらうことができています。
気づけばその半年後には会社員もやめ、フリーランスとして以前よりもコーヒーに時間を割ける環境にもなっていきました。今では卸先も増え、女優さんとパートナーシップを組んで共同で商品開発を行ったりして、今年はさらに飛躍の年になりそうな気がしています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000134127.html
独立してみて気づいたこと
2023年、会社員をやめてみて気づいたこともたくさんありました。
それは自分一人の力だけでは限界があるということです。
僕の中の優秀な人のイメージは、とても大きなパワーを持って、一人の力で様々な課題をクリアしていくようなマッチョなイメージでした。自分が強いから仲間がついてくるし、優秀だから仕事が集まってくる。そんなイメージだったんです。
でも会社を離れてみて、少しずれていることに気がつきました。たとえばお金を稼ぐにしても、売上はその信頼に対する対価なんだと知りました。
信頼に紐づくものはスキルだけじゃありません。関係値だったり、人柄も相当含まれてきます。まだ文章で人に伝えられるほど咀嚼できているわけではないですが、大切なのは信頼関係だと気がつきました。
コーヒーの事業においてもそうです。道が開けたと思ったときは、いつも自分がこじ開けたというより誰かが向こう側からドアを開いてくれたときでした。
「自分の運命を切り開いていくのは、いつだって他人だ。」
Twitterを眺めていたときにふと目にした言葉ですが、今はまさにこの通りだと感じています。
2024年の抱負
去年学んだことを踏まえて、今年の抱負を考えてみました。
今年は「小さな約束を守る」ことを抱負としたいと思います。
人との信頼関係が大事。その中で信頼関係を壊してしまうものは、この約束を破ってしまった時だと思います。やりますと言ったことをちゃんとやる。守れない約束を簡単にしない。すべての人との信頼関係を築くことは難しくても、せめてできた信頼関係を自ら壊すことはしないようにしたいです。
今年の抱負は「小さな約束を守る」ですが、せっかくなので具体的な目標も考えておきます。
今年の目標は3つです。
- Instagramのフォロワーを1万人にすること
- 去年より5倍以上大きな焙煎機を購入し、カフェを作ること
- コーヒーの年間販売量を1トンまで持っていくこと
今年はフォロワーを伸ばして売上を作りつつ、焙煎機で生産体制を整え、年間1トンのコーヒーを販売できるようになります。
種まきはすでに始まっているので、うまく実っていくことを願いながら、他力本願でがんばります。
メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2024年 今年の抱負!:龍のように」をお届けしています。他のメンバーによる記事は以下のリンクからご覧いただけます。若者たちの熱や未来への兆しをお楽しみください。
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