- イベントレポート
日本の食はまだまだ可能性だらけ。「EAT VISION3~育てる、つくる、いただく~」イベントレポート
食の原点と未来を志向するシンポジウム「EAT VISION」。第3弾となる今回は「食べること」のプロセスにフォーカス。「つくる」と「食べる」の関係のリデザインに取り組む100BANCHのプロジェクトリーダーとゲストとともに、食の原点と未来について語り合います。
「つくる」と「食べる」をつなぐことで生まれる幸せとは? 渋谷という街において私たちは「農」とどのようにかかわることができるのか?
食料課題の解決やウェルビーング、地域創生など、多角的な視点から見た「食」の可能性と、100年先に続く「おいしさ」を探求します。イベントの最後には、各プロジェクトが手掛ける「食」の試食会も実施します。
《イベント詳細》
日にち:2022年7月2日 (土)
時間 : 16:00~18:00(開場 15:30)
会場:100BANCH 3F
(〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-27-1)
参加費:無料
人数:70人(100BANCH会場参加)、100人(オンライン視聴)
《タイムスケジュール》
15:30:開場
16:00:オープニング
16:10:<インプットトーク>「つくる」と「食べる」の新しい関係づくり
フードハブ・プロジェクト 支配人 真鍋 太一
カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役 楠本修二郎
YASAI no CANVASプロジェクト リーダー 瀬戸山 匠
ORDERING SYSTEM for aged personプロジェクト リーダー 佐藤飛鳥
The Herbal Hubプロジェクト リーダー 新田 理恵
16:40:<クロストーク> 食と農とコミュニティ
ゲストとプロジェクトメンバーによる座談会
17:30:<ダイアローグ>未来における「おいしい」ってなんだろう?
18:00:クロージング
※会場ではプロジェクトが手掛ける「食」を試食いただけます。
農業法人 フードハブ・プロジェクト 共同代表取締役 支配人真鍋 太一
愛媛県出身。アメリカの大学でデザインを学び、東京で広告業界に10年ほど従事。その後、アメリカで就職するが、挫折して帰国。 ㈱モノサスに勤めながら、2012年より東京の料理人たちとNomadic Kitchen を始動。2014年3月より妻子と神山町に移住。2016年4月より地域の農業を次世代につなぐ「Food Hub Project」を、神山町役場、神山つなぐ公社、モノサスと共同で立ち上げ2021年4月より共同代表取締役 支配人を務める。同プロジェクトで2018年度グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)受賞。
カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役社長楠本 修二郎
1964年福岡県生まれ。リクルートコスモス、大前研一事務所を経て、2001年カフェ・カンパニーを設立。 コミュニティの創造をテーマに「WIRED CAFE」など約80店舗の企画・運営や地域活性化事業、商業施設プロデュース等を手掛ける。 2021年「日本の愛すべき食を未来につなぐ」ことを目的にグッドイートカンパニーを設立。 その他、内閣府クールジャパン等の政府委員や東日本の食の復興を目的とした「東の食の会」、「おいしい」を軸に新たな循環や仕組みを生み出し持続可能な未来への貢献を目指す「おいしい未来研究所」の代表理事等も歴任。
リーダー瀬戸山 匠
Share Re Green 代表。大学生の頃からラオスの農村で教育関連の活動を行い「ラオスの農村で暮らす人々の主観的幸福感が高いのはなぜか」について研究している。また、兼業農家として農薬不使用の野菜を育てながら2019年1月に野菜加工品のアイデアソンを開催し、7月より「やさいクリーム」を発売開始。2019年9月より越谷市内にて平屋の庭を畑にした「HIRAYA FARM」をオープン。
代表佐藤 飛鳥
青山学院女子短期大学卒。大手健康食品メーカーや食品専門商社での経験を経て2017年AIfrece composition株式会社設立。秋田県産農作物の卸売を主な事業とし、良いものを余さない、農業を秋田県の活性化に繋げるという想いのもと活動中。そのほかに青果物の販売プロデュース、出張農家としての活動、生鮮加工品の商品開発を行う。
TABEL株式会社 代表取締役新田 理恵
TABEL株式会社 代表取締役。管理栄養士であり国際中医薬膳調理師。食を古今東西の多角的視点からとらえ、料理とその周りにある関係や文化も一緒に提案し、地域の商品開発やレクチャーを行っている。 日本の在来植物・薬草を暮らしに取り入れるためのリサーチをはじめ、日本各地つなげながら伝統茶ブランド{tabel}を2014年に立ち上げる。2016年8月にTABEL株式会社へと法人化。
100BANCH