- イベントレポート
私たちは何のために食べるのか? 「EAT VISION 2 〜 Conceptual Eating 〜」開催レポート
食は栄養補給やエンタメから「コンセプトを食べる時代」へ。
食べられたあとに「何が起きるか/何を起こしたいか」を考えて活動している6プロジェクトのリーダーたちと、食の原点と未来について深く語り合う。100BANCHプロジェクトメンバーから「日本の食文化(菜食出汁、薬草など)の再考」「未来の食料や飼料の生産システムの開発(昆虫養殖やアクアポニックス)」など「食の原点と未来」をテーマとして活動しているチームによるシンポジウム。食を多角的な視点で次の100年の食と食料生産について考える機会とする。
100人近い参加者が集った昨年のEAT VISION1についてはこちらの記事をご覧ください
↓
https://100banch.com/magazine/eat-vision-report01/
開始:18:30(開場18:00)
終了:21:30
参加費:無料
イベント内容
・食関連プロジェクトの紹介
・クロストーク
・アンカンファレンス
・交流会/試食会
参加プロジェクト
・Now Aquaponics! 邦高 柚樹
・The Herbal Hub to nourish our life. 新田 理恵
・SHIITAKE 竹村 賢人
・Future Insect Eating 高橋 祐亮
・Food Waste Chopping Party 大山 貴子
・ECOLOGGIE 葦苅 晟矢
・Computational Creativity 出雲 翔
司会進行:カフェ・カンパニー株式会社 永井 礼佳
タイムテーブル
18:00:開場
18:30:開演
18:30 :インスピレーショントーク(竹村)
18:35:メンバー紹介
18:45:【第1部】食プロジェクト紹介&クロストーク(高橋、竹村、新田、出雲)
19:15:【第2部】食プロジェクト紹介&クロストーク(葦苅、邦高、大山 )
19:40:休憩・会場転換
19:50:アンカンファレンス
20:20:全体シェア
20:50:交流会/試食会
21:30:完了
「未来をつくる実験区 100BANCH」の1周年を記念して、夏の文化祭『100BANCH ナナナナ祭』を開催。 「次の100年へ」をテーマに、イベントやエキシビションなど30を超える様々なプログラムを一般公開します。1年間の軌跡、そして今を、ぜひその目でお確かめください。
リーダー邦高 柚樹
株式会社イコム 商品開発部所属。1992年兵庫県生まれ。関西外国語大学卒。在学時オランダへ留学し、欧州市場における日本酒の販売戦略立案プロジェクトを立ち上げ、実行。在蘭時に、偶然出会ったアクアポニックスの概念に興味を持つ。現在不動産業界で働く中で得たスペース活用のノウハウとアクアポニックスを組み合わせ、社会問題を解決したいと考えている。
TABEL株式会社 代表取締役新田 理恵
TABEL株式会社 代表取締役。管理栄養士であり国際中医薬膳調理師。食を古今東西の多角的視点からとらえ、料理とその周りにある関係や文化も一緒に提案し、地域の商品開発やレクチャーを行っている。 日本の在来植物・薬草を暮らしに取り入れるためのリサーチをはじめ、日本各地つなげながら伝統茶ブランド{tabel}を2014年に立ち上げる。2016年8月にTABEL株式会社へと法人化。
株式会社 椎茸祭 代表取締役竹村 賢人
1987年 自由が丘の和食料理屋の息子として生まれる。
2010年 大学卒業後、NTTコミュニケーションズ入社。
渡印し、エンジニアなどを経て
2013年 チームラボ入社。 デジタルアートや展示を担当。
2017年 5月 椎茸祭を設立。
クリエイティブ高橋 祐亮
1992年生まれ。慶應義塾大学SFC・東京藝術大学大学院を経て現在は建築設計事務所を中心に活動。在学中より昆虫食のプロジェクトを継続。
リーダー大山 貴子
EarthommUnity 代表。東新宿の実験トライアングルコミュニティスペース&自然派カフェ「みせるま」ディレクター。 米ボストンサフォーク大にてゲリラ農村留学やアフリカで人道支援に従事、卒業。ニューヨークにて新聞社、EdTechでの海外戦略、広告代理店コピーライターを経て、「みせるま」に参加。小さな街角スペースから発信する平和活動を食を通じて行っている。2017年春よりEarthommUnityを立上げ、サステイナブルな暮らしの提案を行う。
リーダー葦苅 晟矢
大分県出身。現在早稲田大学商学部4年に在学中。学部2年の頃からの自身の「昆虫コオロギを活用した養魚飼料としての開発・販売事業」の事業化を目指して奮闘している。本事業案における今までの既存実績には東京都主催の「Tokyo Startup Gateway 2016」における最優秀賞&オーディエンス賞、日刊工業新聞社主催「キャンパスベンチャーグランプリ全国大会2016」におけるテクノロジー部門大賞・文部科学大臣賞などがある。
出雲 翔│リーダー
株式会社ハビテック、電脳クリエーター。慶應義塾大学商学部卒業。専門は、機械学習、統計解析、データビジュアライゼーションなど。ビッグデータの解析、ビジュアライゼーションなどを通じて、人間とコンピュータの共創によって生まれる創造性、「Computational Creativity」に取り組んでいる。
100BANCH