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ニュースリリース GARAGE Program

片付けなくていい家や、イチからつくる食体験、ひとりごとを活用した言語学習などGARAGE Program第100期の5プロジェクトが100BANCHに入居

「100年先の世界を豊かにするための実験区」というコンセプトのもと、これからの時代を担う若い世代とともに新しい価値の創造に取り組む未来創造拠点「100BANCH」は、アクセラレーションプログラム「GARAGE Program」の第100期採択プロジェクトを決定。2025年11月に5プロジェクトが入居しました。

GARAGE Programは、これからの100年をつくる若きリーダーのプロジェクトとその社会実験を推進するアクセラレーションプログラムです。未来を追求する35歳未満の若者たちに、活動場所とメンターによるサポートを提供。採択プロジェクトは3カ月間、このプログラムを活用しながら、未来に向けたそれぞれの実験に取り組んでいきます。

11月6日に行われたミートアップでは100期達成を祝った

 

2017年7月に1期生を受け入れて以来、常時受け付けているエントリーを月に一度審査し、採択プロジェクトを迎えるというプロセスを100回積み重ねてきました。オープンから8年が過ぎた今でも毎月10件ほどの応募をいただき、100期までの累計エントリー数は1185件、採択プロジェクトは390件となっています。

第100期のプロジェクトの詳細は以下の通りです。

Pantomime Drawing

図面を超えた「ドローイング」の新たな可能性を拓き、建築の領域を拡張する!

私たちは図面に代わるドローイング手法の発見と普及を目指すプロジェクトです。

図面に代わるドローイングの可能性を探求しています。設計者と受容者の二項対立ではなく、そこに根付いたコンテクストとして振る舞いを逆照射し、既存の空間にドローイングというレイヤーを挟むことで、空間の持つ自由なディテールを喚起させます。ドローイングを通じて観者のイマージュの中に空間の実在性を立ち上げ、建築・空間の領域を拡張することを目指します。

https://100banch.com/projects/pantomime-drawing

 

Sloppy Saves the World

物と人との関係を問い直し、「片付けなくていい家」をつくりたい!

私たちは、片付けから社会を解放することを目指すプロジェクトです。

特に、「物を元に戻す」という行為に注目します。もし「物を元に戻さなくても成立する家」があれば、人は片付けから解放されるのではないか?そんな仮説を探究し、「片付け」という考え方そのものを根幹から転換することを目指しています。

https://100banch.com/projects/sloppy-saves-the-world

Echo

ひとりごとの力で、「勉強したのに英語が話せない」人をゼロにする!

私たちは「ひとりごと」を活用した新しい言語学習法を提案するプロジェクトです。

「ひとりごと」は時間や場所に縛られず、失敗への不安もなく、実際に言語を運用できる最も手軽な手段の一つです。この方法は、従来の「読む・聞く・書く」を体系的に学ぶプロセスの中にも気軽に取り入れることができます。Echo は、「ひとりごと」に対するパーソナライズされたフィードバックや、学習記録の整理・可視化と通じて、学習の効率化とモチベーション維持に貢献します。このように、日常の言語学習に「ひとりごと」を取り入れることで「読む・聞く・書く・話す」の4技能全ての言語運用能力を、相乗的に高められると考えています。

https://100banch.com/projects/echo

MUD ABOUT

イチから作る食体験で、自然と暮らしの距離を近づける。

私たちは、食をイチからつくる体験を通じて、自然と暮らしとの距離を近づけることを目指すプロジェクトです。

MUD ABOUTは、参加者が自らの手で食材を育て、調理し、食べるまでを一貫して体験できる場を提供します。私たちがこれから挑戦する「イチからカレーをつくる(通称:イチから)」は、米や野菜、スパイスを苗から育て、鶏をヒナから育て、塩を採り、器やスプーンまで手作りします。誰もが親しむ料理を題材にすることで、自然・農・食を結び直す、長期型の体験プログラムです。参加者は単なる消費者ではなく、生産から調理・食事までを仲間と共に進めるなかで、自然と農と私たちの生活がつながっていることを実感します。そして食べることを通じて「生きること」を再発見する、新しい学びとつながりの場を目指しています。

https://100banch.com/projects/mud-about

Next Serendipity

「偶然の出会いを生み出す」AIが、新しい挑戦にあふれた社会を実現する

私たちは「偶然の出会い」を生かして、新しい挑戦があふれる社会を目指すプロジェクトです。

情報化とAIが発達を遂げる現代社会において、人間がより主体的に挑戦し、活躍する未来を加速させていきます。「セレンディピティ」と呼ばれる「偶然の出会い」に着目し、それをきっかけとした新たな挑戦を後押しするAIやサービスの開発に取り組んでいます。どれほど「高度な」AIが登場したとしても、これまでにないような新しいモノやコトに触れ、挑み続けることこそが人間らしさであるはずです。私たちはそうした「馬鹿らしく人間らしい面白さ」に満ちた社会の実現を目指しています。

https://100banch.com/projects/next-serendipity

なお、GARAGE Programでは常時、エントリーを受け付けています。1月入居となる102期生の応募締め切りは11月24日です。

https://100banch.com/garage-program

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