- イベントレポート
多彩なテーマのプロジェクトが集結 〜GARAGE Program成果報告会〜
「就職活動」を死語にする! キャリアをブランディングするツールの開発
就職市場において従来主流であった、「新卒一括採用」。この方式を未だ多くの企業が採用してはいるものの、一方では学生たちがより流動的かつ自由度の高いキャリアプランを描ける余地も、社会には広がりつつあります。しかし、当の学生たちはといえば「自分には何ができるのか」「自分は何がしたいのか」という迷いの中で立ち止まりがちなのも事実。
本プロジェクトは、そうした学生たちへのメンタリングを重ねながら、彼らが「自分自身の言葉で、自分のキャリアを語る」ようになり、それを他者に対してわかりやすくプレゼンテーションする場となるアプリケーションの開発を検討しています。100BANCHではその開発作業を行いつつ、同時に入居する多彩なプロジェクトにも大いに刺激を受けながら、「自分自身を幸せにするためのキャリア」を誰もが考えることのできる世の中の実現を目指します。
徳山 儀亮
就活中の友人が、会社に入ることがゴールに据えられた就活システムにさいなまれる姿を見て憤りを感じ、これを改めるために株式会社Migidonariを創業。立教大学経営学部4年(休学中)、都立戸山高校卒。
NPO法人ETIC. Co-Funder/シニアコーディネーター鈴木 敦子
早稲田大学第二文学部卒業。在学中より中国・アメリカなど海外留学・放浪を行う。また各種アルバイトを経験し、ETIC.の前身である「学生アントレプレナー連絡会議」の勉強会などに参加。自らも起業したいと、能力未熟のまま卒業直後に起業する。ルームシェアのコーディネートの事業を2年半経営して廃業。97年のETIC.事業化に伴い、事務局長に就任しインターンシップのコーディネート、若手起業家支援などの各種プログラムを実施。現在は、マネジメントサイクル全般、主に人事、組織作りなど担当。年間約200名の起業家や学生の起業相談、キャリア相談を受け、約100社のベンチャー企業と学生のインターンシップのコーディネートなどの実績がある。