pecoli(omochi)
「誰かいい人紹介してよ!」は、もう要らない。
「pecoli」は人々のクレジットを可視化して出会いのインフラとなるアプリをつくるプロジェクト。ナナナナ祭2023では、「自分を知ってもらう入り口」であるプロフィール写真に着目し、プロカメラマンに無料で撮影をしてもらえる「あなたの魅力を写し出すpecoli写真館」のブースを出展しました。当日の様子を、リーダーの山田がレポートします。
pecoliのブースでは、プロカメラマンをお招きして、来場者の方々の魅力をプロフィール写真に変える、写真撮影ブースをpecoli写真館として出展しました。
マッチングアプリをはじめとした、SNS等のプロフィール写真は、自分を表現する上で、自分のことを知ってもらう上で非常に大切なものだと思っています。
とはいえ、使用する頻度が高い一方、撮影してもらう機会は少ない。
さらに、プロカメラマンによる撮影は特定の職業や機会に限定されていて、僕を含めた一般人にとっては決して身近なものではない。
そこで、プロカメラマンによる写真撮影の機会を多くの人に提供することで、本来持つ魅力をプロフィール写真に変え、自分を知ってもらう入口をより素敵なものに変えられたら良いな。という思いでナナナナ祭に参加しました。
撮影を始める前は、ちょっと恥ずかしがっている人も、受付や呼び込みのスタッフの後押しがあって申し込みをする。
撮影した写真が表示されるモニターを見たら緊張が解けたように笑顔になる。
またモニターを見たら良い笑顔になる。そんな笑顔の循環が生まれる空間になっていました。
・これ無料なんですか?すごくないですか?
・素敵な写真すぎて届くのが楽しみです!
・写真はいつもらえますか?
・ものすごく良い写真ですね!
・明日大事なプレゼンがあって、今1枚だけでもいただけませんか?
出展する前は、「みんなが持つ魅力をプロフィール写真に変えて、出会いや関係性の入口をより良いものにしたい。」そう思っていましたが、実際にやってみて、写真撮影という体験そのものが、参加者の方をもっと魅力的にしているんじゃないかな。と実感できました。
プロカメラマンに撮影してもらった写真が自由にプロフィール写真として使えることは、目に見えて嬉しいメリットだ。そのメリットに人が集まってくる。
でも、本当に大切なことはプロフィール写真をプロに撮影してもらえることよりも、本人がまだ知らない、気付いていない自分の魅力に気づくことなのかもしれない。
撮影してもらっている時間で今まで知らなかった笑顔、素顔、表情をフィルム越しに知ることで、自分の魅力に気付き、自分のことを今までよりもちょっぴりだけ好きになれる。
本来持っている魅力をフィルムを通じて非言語で教えてあげることがブースが提供している価値なんじゃないか。プロフィール写真は副産物でしかない。
出展後の今は、そんなことを思っています。
そんなこんなで、この先も多くの人に写真撮影の機会を届けたいと思っています。
写真撮影ブースの出店許可を出してくれる場所や商業施設を持っている方がいらっしゃいましたら、是非是非ご連絡いただけると嬉しいです。