「ホームフル」という概念を通じて、 新たな都市生活の可能性を模索します!

EXHIBITION OF HOMEFUL

プロジェクト概要

プロジェクトメンバーとともに、2019年5月から六本木ヒルズ52階Tokyo City Viewで展示会を開催したい。展示会をより豊かなものにするために、100BANCHでジャンルを超えたさまざまな方と対話を行ない、場合によってはコラボレーションも視野に入れながら新たなアイデアを探していきたい。

  • 食クラシ
  • 07家(ウチ)は心身を癒すサンクチュアリとなる
  • #住まい
  • #アップデート
  • #ライフスタイル
  • #都市
  • #家族
  • #20期

動機

働き方や生き方が多様化している一方で、「家」や「暮らし」、またそれに付随する都市のあり方がアップデートされていないように感じた。既存の概念に縛られずに「家」のあり方を考え直すことで、これからの新たな都市生活を発明したかった。

仮説

テクノロジーの発展によってこれから「家」(とその機能)は都市のなかに分散していき、いわば家があちこちに遍在する(=ホームフル)な環境がつくられていく。加えて少子高齢化にともなう家族構成の変容やフリーランサーの増大による働き方の変化によって、ひとつの「家」に「家族」と暮らすことは必ずしも自明のことではなくなっていくだろう。
しかし、現代の「家」は戦後の家族形式をベースにしたものであって、これからの変化に対応しきれない。だからこそ、「家」を見直すことでオルタナティブな都市生活のあり方を模索したい。

実験

5月から六本木ヒルズで行なう展示に向けた、ブレインストーミングや多様な人びととの意見交換。および展示のプロトタイピングをプロジェクトスペースで実施。多くの人びとを巻き込みコラボレーションを行ないながら、より多様な都市のあり方を考える場をつくっていく。

目標

5月から実施する展示を成功させる。100BANCHで出会った人びとと展示コンテンツを制作していく。

未来

これまでの「家」や「都市」とは異なるオルタナティブなイメージを提示し、より多様な人びとが自由に暮らしていける都市をつくり上げていく。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. 「あなたはどんな風に育ちましたか?」
    3人兄弟の長男に生まれ、小学校〜大学まで受験を繰り返しながら都心の学校で育つ。東京で育ったことで文化的には豊かな環境に囲まれていたが、一方では「実家」像が希薄で自らの「ホーム」がどこなのかわからないまま育ったことが、いまの「家」を巡る息苦しさに繋がりました。
  2. 渋谷の街のエピソード
    大学生のころは駒場東大前に通っていたため、渋谷から駒場まで毎日歩いていました。近年は所謂「奥渋谷」を訪れる機会も多いですし、友人がティースタンド「幻幻庵」の店長を務めているのでよく訪れています。
  3. メンバーたちの意外な一面
    プロジェクトメンバーの松田さん、今井さんは極めて社交的で、ぼくにはない人とのつながりやそこから化学反応を起こす能力をもっています。
  4. 意気込みをお願いします!
    「ホームフル」という新たな概念を世に投げかけることで、いろいろな暮らしが受け入れられる世界をつくっていきたいと思っています。

プロジェクトメンバー

  • 代表石神 俊大

    編集者。東京大学卒業後、博報堂プロダクツに入社し、主にグラフィック撮影のプロデューサーを務める。2016年から2018年まで『WIRED』日本版編集部に所属し、雑誌・ウェブ記事制作、イベント企画・運営、海外ツアー企画・帯同を担当。2017年からは合同会社飛ぶ教室に参画し、書籍編集や企業コンテンツの編集・ライティング、雑誌『STUDIOVOICE 』の編集に携わる。

  • プロデューサー松田 直樹

    株式会社ツドイ・プロデューサー
    1985年、京都市生まれ。同志社大学在学中より、劇団・企画集団である「ヨーロッパ企画」に在籍。京都のインディペンデントフェス“ボロフェスタ”の運営に携わりながら、大学卒業後、映画配給会社を経て、株式会社SCRAPに入社。リアル脱出ゲームのプロデューサーや企画制作ディレクターを務める。2018年5月よりツドイに参画。

  • 編集者今井 雄紀

    株式会社ツドイ代表取締役・編集者
    1986年生まれ。滋賀県出身。新卒でリクルートメディアコミュニケーションズに入社し、Webディレクターとして勤務。2012年より、フリー編集者として星海社に合流し新書を中心に編集業務を遂行。2017年6月、編集とイベントの会社ツドイを設立。

  • 編集者矢代 真也

    編集者。東京大学卒業後、2012年にクリエイターエージェンシー、株式会社コルクに入社。三田紀房のマンガ『インベスターZ』の立ち上げを担当し、投資関係の取材、マンガコンテンツの編集・プロモーションを行う。2015年から『WIRED』日本版編集部で、海外取材を含む雑誌・ウェブ記事制作、イベント企画・運営などに携わる。2017年に独立、合同会社飛ぶ教室を設立し代表を務める。

メンター

  • 「トーチweb」創刊編集長関谷 武裕

    1982年静岡市生まれ。2006年リイド社入社。2013年に同社のリブランディングと新規市場開拓を掲げてトーチwebを企画。2014年8月に創刊し現職。移動・休憩時間に気軽でdopeな旅を、トーチwebは辺境の観光地をイメージしてウェブ上の用地(サイト)に開発されている現在進行形の町おこし的プロジェクト。webサイト上におけるアーティスト・イン・レジデンスの環境整備、作品の発表やアーカイブを担う図書館の企画運営、名産品(収入源)として紙の書籍や電子書籍の企画制作販売などを行う。

    関谷 武裕さんのページを見る

EXHIBITION OF HOMEFULをシェアする

  1. TOP
  2. PROJECTS
  3. EXHIBITION OF HOMEFUL

100BANCH
で挑戦したい人へ

次の100年をつくる、百のプロジェクトを募集します。

これからの100年をつくるU35の若きリーダーのプロジェクトとその社会実験を推進するアクセラレーションプログラムが、GARAGE Programです。月に一度の審査会で採択されたチームは、プロジェクトスペースやイベントスペースを無償で利用可能。各分野のトップランナーたちと共に新たな価値の創造に挑戦してみませんか?

GARAGE Program
GARAGE Program エントリー受付中

2月入居の募集期間

11/26 Tue - 12/23 Mon

100BANCHを応援したい人へ

100BANCHでは同時多発的に様々なプロジェクトがうごめき、未来を模索し、実験を行っています。そんな野心的な若者たちとつながり、応援することで、100年先の未来を一緒につくっていきましょう。

応援方法・関わり方