- メンバーズボイス
16歳から19歳、100BANCHと一緒に育った3年間——アドベントカレンダー2022
「らしさ」を流せ!トイレボリューション☆
性自認や障害の有無にかかわらず、すべての人が同様に利用できるトイレの普及を目指して、ステッカー設置などの簡易アクションから、インクルーシブトイレの設置まで、トイレを起点としたアクションを行います。
4年前の親友からのカミングアウトによりジェンダーについて関心を持つ。
”性自認との相違や周りからの視線によって外出時にトイレを使用できない”という近年の問題点に対してアクションは行われていない。具体的なアクションをまず自分から起こそうと思った。
トイレを起点としたアクションから、マイノリティとされている人々への偏見的な目を最小限に抑え、多様性への一層進んだ理解を促進できるのではないか?そして、日本人が性別による「らしさ」から解放され、真に多様性が認められる日本社会への変革につながると考える。
LGBTに該当する人、DSD(性分化疾患)を持つ人、利用者すべてのニーズに対応したトイレの構想を得るために、
1) インクルーシブトイレに対するLGBTへのアンケート調査
2) インクルーシブトイレ用ステッカーおよびマップづくり
3) SDGs×トイレをイラスト化したトイレットペーパーの制作
4) インクルーシブトイレの開発・設置
これらにより、多角的な視野によるトイレのあり方、コンセプトの確立を行う。
1) アンケート調査100人以上
2)インクルーシブトイレ用ステッカー完成・デモ設置
3) トイレットペーパー1000個生産・配布
トイレのみならず、私たちの暮らしから「男/女らしい」という概念が脱ぎ捨てられ、「ワタシらしい」を自分で表現できる暮らし。
誰かと同じでなければいけない、という近年の集団主義の柵から解放され、「みんな違って、みんないい」とそれぞれの多様性を分かち合える社会。
リーダー原田 怜歩
2003年生まれ。東京都出身。公文国際学園高等部2年。トビタテ!日本代表留学生。中学3年時にアメリカに2週間語学研修をした際に、トイレが原因でホームシックを実感。高校2年時には、トビタテ!プロジェクトにて10ヶ月間アメリカにトイレ留学へ行き、アメリカにおけるジェンダーフリートイレの普及状況を調査。齋藤先生(チームメンバー)の教え子。
学校と社会をつなぐ齋藤 亮次
1989年生まれ。東京都出身。公文国際学園中・高等部社会科教諭。早稲田大学教育・総合科学学術院特別研究員。「異質な他者を認める」を教育目標に掲げる学校に務める中で、リーダー・原田怜歩の「異質な他者を認めるための仕組みづくり」に共感。生徒に「探究的な学び」を求める前に、まず教師自らが探究していなければと考え、プロジェクトにジョイン。
アイデア実現をサポートする小山 耕平
1995年生まれ。東京都出身。(株)A.T. カーニーにて経営コンサルタント、(合)cicakelにてチーフプロダクトマネージャー、(一社)日本クィディッチ協会にて代表理事。齋藤先生(チームメンバー)の弟子。過去に別プロジェクトで100BANCH GARAGE PROJECTに参加した経験を生かし、齋藤先生と怜歩さんによるPlungerプロジェクトの成功をサポートするためにジョイン
小森未来
2000年生まれ神奈川県出身。公文国際学園卒、武蔵野美術大学在学。齋藤先生の元教え子。自分の好きなことを活かし、お手伝いができたらとPlungerプロジェクトにジョイン。
渋谷区長長谷部 健
原宿生まれ、原宿育ち。(株)博報堂退職後、ゴミ問題に関するNPO法人green birdを設立し
たほか、NPO法人シブヤ大学、NPO法人ピープルデザイン研究所の創設にも携わる。2003年
渋谷区議に初当選。2015年4月、渋谷区長就任。現在3期目。