- 100BANCHプレゼンツ
「ガーナからチョコレート産業を立ち上げ、コミュニティに豊かな未来を」100BANCH実験報告会
- 100BANCH 3F
- 19:00〜21:30
- 無料
当事者が自らの感覚や言葉を取り戻す。
文化から医療を、そして社会を変えていく。
私たちは「全ての当事者のためのクリエイティブな実験場」を目指すプロジェクトです。
心や体の病を抱える人々、そしてその治療やケアに関わる人々を「当事者」と捉え、彼らが自身の経験や哲学を表現するための企画を提供します。当事者が自らの感覚や言葉を取り戻す、つまり「当事者性を育む文化」が興れば、何かが変わると思うのです。その第1弾として「ケアにまつわる短歌リレー」という企画を発信していきたいと思います。
チームメンバーの4人は、それぞれ医師、看護師、介護士、シェアハウスの運営者という「ケアする」役割を持っている。一方で、その生い立ちの中や体調、心の変化によって「ケアを必要とする」立場に立つこともある。そのような「ケアの当事者」として、ケアそのものを再定義したいと考えて活動を開始した。
・当事者が自身の考えや哲学を表現できる場を設ける(企画を発信する)ことで、当事者性を育む文化をつくる。
・その企画の一つとして、短歌という日本人にとって最も身近で、誰にでも開かれたアートを活用することで、あらゆる属性の人を企画に巻き込み、ケアという営みをより深く広く考える機会を提供できる。
・「短歌リレー」をSNS上で展開し、他ジャンルの人につなぎ拡散してもらうことで、プロジェクトの影響力を高めることができる。
・短歌のワークショップ(オンライン、オフラインの歌会)を開催する。
・SNSで短歌リレーを実施する。
・100BANCH内で短歌リレーを開催する。
・短歌のワークショップを5回以上開催する。
・短歌リレーを多ジャンルの30人以上につなげる。
・短歌リレーの投稿の最大閲覧数1000を目指す。
・短歌リレー投稿の閲覧者、50%以上の「いいね」を獲得する。
・100BANCHに入居している様々なフィールドの人たちにもケア短歌を詠んでもらう。
「当事者が自分の言葉で語る、表現する」ことを文化にする。それが実現すれば社会の中でのケアのあり方も変わっていくと思う。医療、福祉従事者の目が「死なない」未来を目指せるのではないかと思う。
ILL PARTY リーダーKanata Blue
1999年 群馬県生まれ、東京育ち。医学部卒業後、病院勤務。精神科医を目指しながらも、日々の臨床で様々な分野のリアルを経験中。また、音楽活動や小説執筆などもしており、The Curtainsという音楽プロジェクトでインディーレーベル所属。武道館を目指して活動中。ほか神奈川新聞主催の文芸賞で受賞、大藪春彦新人賞最終候補など。
ILL PARTY/てあての歌会・ケアにまつわる短歌リレー担当りえ / ぐみ沢エイ子
1999年 神奈川県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、未経験で介護職に就く。デイサービス勤務3年目。趣味は歌をうたうこと、短歌を詠むこと。毎月1回、職場でご利用者とともに短歌会を開催。ご利用者が大切にしまっていた思い出を取り出す瞬間に立ち会い、勇気を出して伝えてくださった言葉を受け取る中で、「ケア」という営みの深さ、重さを実感している。
ILL PARTY/メンバーここ
1999年 長野県生まれ。看護学校卒業後インドに行ったり助手をしたりして看護師になる。新卒から精神単科病院に勤め、今年で看護師歴3年目となる。趣味は映画、読書、音楽、美術鑑賞、ダンス、カメラ等で好奇心旺盛。基本やったことないもの全てに興味がある。人の話を聞くのが大好きだが人の多いところが苦手。
ILL PARTY/たかきくんの右腕なせやみま
2002年 東京生まれ。日韓ハーフ。東京藝術大学邦楽科お箏・三味線専攻。 日本文化を愛し、日本を愛し続けたい人。 職人さんなどの何かへの愛が強い人の話を聞くことが好きで、好きなものや人の 魅力を発信し続けること、素敵なものと出会い続けることが生きがい。 シェアハウスに住みながら日本文化だけでなく哲学対話イベント、性や愛に関する イベントも多く主催している。