生理で悩む人たちへ。アスリート100人の声を世の中へ届けたい
- メンバーズボイス
「怒り」を「ワクワク」へ——2022年 今年の抱負!
こんにちは!!!「アスリートと生理100人プロジェクト」の下山田と内山です。
私たちは「アスリートとアスリートに近い存在の100人に『生理』の話を聞きましょう!」という名前そのまんまなプロジェクトで、100BANCHに入居しました。主に、インタビューの内容をnoteで公開していたり、公開インタビュー収録と題して生理に関するイベントを行ったりしています。
(プロジェクトの概要に関しては、100BANCHのリーダーインタビューやHuffpostさんの記事をご覧ください〜〜〜)
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「アスリートと生理100人プロジェクト」を運営している私たちは、株式会社Rebolt(レボルト)の共同代表でもあります。
下山田と内山は、現役・元女子サッカー選手であり、LGBTQ当事者です。それらの要素を持ち合わせる私たちは、人生を通して「普通はこうあるべき」が押し付けられることへの違和感と、「ありのまま = WAGAMAMA」が否定される社会に居心地の悪さを感じていました。そして、社会への怒りを原動力に起業へ乗り出しました(知識も経験も皆無な状態で)。
昨年4月にはD2Cブランド『OPT』をスタートさせ、第一弾商品の『吸収型ボクサーパンツ』を販売開始しました。
吸収型ボクサーパンツ「OPT」
ありがたいことに、アスリートに限らずたくさんの人に履いていただき、メディアにも取り上げていただいたりもしました。ですが、そこで生じたのは「Reboltってパンツ屋さんでしょ?」「生理の問題を解決したいんだよね?」「LGBTQ当事者のための会社でしょ?」という言葉。
私たちにとってパンツの開発販売やプロダクトを通した発信は手段でしかないのに…目指したい社会がうまく伝わらないもどかしさを強く感じました。
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2021年、どうしたらパンツ屋から脱却できるのか、どうしたら「アスリート / LGBTQ当事者のため」というカテゴライズから脱却できるのか。ひたすら考え続けてきた1年。
「怒りは分断しか生まないよ」
「君たちがやりたいことは分断なの?違うよね」
お世話になっている大人のこの一言が決定打となり、生まれた答えは「怒りで社会を変えようとしていた自分たちへの反省」と「Reboltとしてのスタンスを変える決意」でした。
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2022年、私たちReboltは「怒り」を「ワクワク」に翻訳し、「目の前のひとりのWAGAMAMA」を心から肯定し、社会の「普通はこうあるべき」をなくすアクションを生み出し続けます。
女性スポーツ界に身を置いてきた私たちですが、女性スポーツ界は「社会の縮図であり、日本の未来である」と考えています。「普通はこうあるべき」が強く染みついた業界である縮図的要素と、各々のありのままの姿を肯定する文化も持ち合わせている未来的要素。どちらも持ち合わせているからこそ、女性スポーツ界は、「普通はこうあるべき」をなくし、「WAGAMAMA」であることが肯定される社会をつくることができると信じています。
今、女性スポーツ界を始め「普通はこうあるべき」に悩む人たちは、怒りを原動力に個々で頑張っていることが多い。だからこそ、一緒に手を取り合いながら、各々が目指している社会を絵姿として見せていくことが必要だと感じています。
私たちReboltの2022年は、社会に溢れた「怒り」を「ワクワク」に変えるHUBになること。そして、女性スポーツ界のパワーで社会を少しずつ動かしていくこと。
「Reboltと一緒なら、今まで見たことのない世界を見れる気がする」とワクワクしてもらえるように、私たちが一番ワクワクしながら走り続けます。
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あとがき
決意表明として言葉にしておかないといけないなと思っているので、長くなってしまいましたがこちらに書かせていただきました。現在、会社としての新体制を整えている最中であり、アスリートと生理100人プロジェクトの新体制等々ものちのち発表していく予定です〜〜〜。
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この記事は100BANCHのメンバーやスタッフが2022年の抱負を語るリレーエッセイ企画です。他の記事はこちらのリンクからご覧下さい。
100BANCH 2022年 今年の抱負!
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