伝統下着"ふんどし"を 「表現者のためのファッションウェア」 として未来に伝える
- イベントレポート
合い言葉は「マッソー!」 筋トレがもたらす劇的集中もくもく #筋肉もくもく会
4月6日(土)、都内各所では桜が咲き乱れるころ
「花見より筋肉」という殊勝な心がけをもった方々が集まって「筋肉もくもく会」が催されました。
「もくもく会 × 筋トレ」という組み合わせから、一見異色とも思えるこのイベント。日頃の運動不足を解消させつつ、もくもく作業にも取り組みたいというエンジニアを中心とした参加者が集まり、当日は満員御礼での開催となりました。
そもそも、筋肉もくもく会とは一体どのような会なのか?
通常のもくもく会にプラスして筋トレを行うことで得られる効果はあるのか?
そして会場では、実際にどのようなことが起こっていたのか?
以下、その様子をレポートいたします。
筋肉もくもく会の概要
今回の筋肉もくもく会は100BANCHのGARAGE Programで活躍するCLAPと卒業生のふんどし部のコラボレーションで企画がされました。
CLAPプロジェクト詳細|https://100banch.com/projects/13996/
ふんどし部プロジェクト詳細|https://100banch.com/projects/fff/
アスリートのセカンドキャリアを支援する、プロジェクトCLAP
(CLAP代表・Applouder代表取締役・筋肉エンジニアの会公認筋肉アンバサダー遠藤)
そして、ふんどしの製造販売とコミュニティ型トレーニングジムを運営する株式会社ふんどし部。
(株式会社ふんどし部代表取締役・筋肉もくもく会特別トレーナー星野)
この2プロジェクトのコラボレーションによって、筋肉もくもく会が企画実現されました。
ちなみに第一回「筋肉もくもく会」のようすはこちら。プロジェクトスタッフのジョーさんが動画を作ってくれました。
より集中してもくもくするために「ポモドーロ・テクニック&筋トレ」
筋肉もくもく会の基本は、あくまで「もくもく会」。25分の集中作業(もくもく)→ 5分間の筋トレ → 5分休憩というサイクルを繰り返します。
このように、長時間作業を続けるのではなく、短時間で区切りスプリントするように作業する方法は「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれるもの。長時間同じ作業を続けるより、集中力を保ちやすくすることができるのです。
なぜ我々は筋トレをするのか?筋トレによって得られる劇的な集中力
通常のポモドーロ・テクニックでは、休憩をいれるのみで筋トレを行うことはありません。
なぜ私たちは、苦しい思いをして筋トレに取り組まねばならないのでしょうか?
星野「筋トレをすることで得られるメリットは多くありますが、3つご紹介します。
1つは、テストステロン(男性ホルモン)を筋トレによって分泌させることができます。これによって、活力・元気を感じることが出来るのです。
2つ目は、血糖値を上げること。甘いものをとって血糖値を急上昇させることは好ましくありませんが、運動によって血糖値を上げ、興奮状態を得ることは健康的であり、集中を高める要素となると言えるでしょう。
3つ目は、肉体の心地よい疲労感を得るとともに、脳は逆にリフレッシュさせることです。体力的に限界を超えることで、脳に集中力をもたせよう、という意図もあります。
今回のもくもく会が、筋トレを通じて「長期的に生きられる、健康的な身体をつくる」きっかけになればとも思っています。
「合言葉は、『マッスル!』」筋肉もくもく会7つのルール
筋トレはまさに、「自己規律力」が求められるもの。手を抜こうと思えば、いくらでも手を抜くことができます。そこで、自分たちを律する意味でも筋肉もくもく会では「7か条」が示されました。
1.常に自分の仕事、筋肉、人生に集中しろ。LINEを見るより筋肉を見る。
2.力こそ、パワー
3.きついときこそ周りを盛り上げる。合言葉は「マッソー(筋肉)」
4.脳の稼働を糖質に頼るな。集中が切れたらプロテイン、出汁、ハーブに頼れ。
(休憩コーナーでは、スポンサー様ご提供のプロテインや各種食料などをとることができます)
5.自分に甘えない。甘いのはプロテインだけで十分。
6.世界を筋肉と愛で包み込め
7.人生100年時代こそ、ドラマチックに生きよう
参加者の方も名言を聞き、笑顔を見せつつ士気を高めていったようでした。
全身をまんべんなく鍛えるプログラム内容
そしていよいよ、お楽しみの筋トレタイム。スタートダッシュを切るため、もくもく作業の前に最初は筋トレからスタートです。
動的ストレッチから入り、2人組になって筋トレ開始。参加者の約半分が、普段から運動習慣のある方でしたが2セット目から早くも息切れされる方も。日頃の運動不足が解消されている模様です。
筋トレ内容としては、自重を使ったトレーニング内容。フルスクワット、腸腰筋を鍛える脚上げエクササイズ、腕立て伏せ、バックキックなどを行います。
1回の筋トレ時間では最高8セット、トレーナー指導のもと時間を計測しながら自らを追い込むことが求められます。
最低4セットはノルマなのですが、筋肉もくもく会では
4セット: パンピー
6セット: ぷちマッチョ
8セット: マッチョ
との格付けが行われ、皆さん可能な限り8セットを目指して取り組まれていました。
それでも辛いときは、参加者とトレーナーとで声を出し合う場面も。
星野「力こそ!」
参加者「パワー!」
星野「キツイときほど!」
参加者「マッスル!」
星野「あと10秒しか気持ちよくなれませんよ!」
参加者「くそ!あと10秒しかない!気持ちいい!」
などの声が飛び交います。
メニュー内容は、部位を変えながらトレーニングをすることで1日を通じ、全身を鍛えることができるようにプログラムされています。またエンジニアの職業病である「腰痛」の予防や改善へ繋がるトレーニングも、数多く実施。筋肉にフォーカスするだけでなく健康増進にも繋がるようなトレーニング内容でした。
筋トレの爽快感から、参加者同士の会話も自然とはずむ
筋トレの5分間が終了すると笑う脚を引きずりながら、休憩テーブルへと向かう参加者たち。ここ休憩テーブルでは、スポンサー様のご提供により提供されたプロテインや食べ物を補給することが出来るのです。
カフェインゼロにこだわったものであったり、PFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物のバランス)にこだわって選ばれたアイテムが多数用意されています。参加者の方は、無料でタンパク質と糖質を補給することが可能。
エネルギー補給を行いながら、筋トレによる爽快感も手伝って参加者の方同士で自然と交流が行われます。
エンジニアの参加者が多いということもあり、技術や言語に関する情報交換が行われることもしばしばでしたが非エンジニアの方も、垣根なくお話されていらっしゃいました。
「私、プロテイン飲むの初めてなんですよ!」
「普段はバドミントンをしているんですが、筋トレにも興味があって来ました」
「すごくセクシーなヒラメ筋ですね…」
など、一部では筋肉を見せ合う参加者も見られましたが多種多様な会話が繰り広げられます。
筋トレに関する会話のみならず、トレーナーによる健康相談も
運営としてトレーナーの方も多くご参加され休憩時間には、筋トレに関するアドバイスはもちろん健康についての相談も行われました。
たとえば、ダイエットや減量の方法について。糖質制限はどう思うか、カロリーに関してはどう考えるべきか、食生活について気をつけるべきことは何か…などについて、相談や意見交換が行われます。
「お尻の筋肉をもっと付けたいのですが、なかなか上手く効かせることができなくて…」という参加者の悩みに対して、トレーナーがおすすめトレーニングを伝授する場面も。筋トレはもちろん、広く健康について専門的なアドバイスを受けられた方もいらっしゃったようです。
私語3回で退場: 打って変わっての「超」集中
合間に筋トレが行われることもあり通常のもくもく会よりも、ワイワイとした賑やかな雰囲気。しかし、締めるところは締める。あくまで基本はもくもく会なのです。
休憩の5分が終わると、やってくるのは静寂。筋トレや休憩のときの和気あいあいとしたムードとは打って変わって真剣な表情で、参加者はもくもくと作業に取り組みます。
少しでも喋ろうものなら、トレーナーから「喋らない!」とゲキが飛びます。作業スペースでは「私語3回で退場」という厳しいルールが課せられているのです。
このように、筋トレ → 休憩 → もくもく → 筋トレ…とメリハリのあるサイクルを回していくことで作業効率や集中力を高めることが可能となっています。
人は、一人では変われない
星野「本来、筋トレは一人でできるはず。ましてやフリーランスやエンジニアなどの方にとっては、個人でも生きられる時代です。しかし、人々が一緒に集まって同じ空間で、同じベクトルで物事に取り組む。すると、互いにモチベーションが喚起されたり、一人では「難しい限界を超える」ことができたりするのです。
もくもく会も、一人だとつい作業を中断してしまったりするところを皆が集まることによって、互いに律し高め合っていこうというのが出発点のはずです。
人は、一人では変われません。
筋トレも、もくもく作業も、皆で集まって取り組むことでより良い結果を得られることがてきるのだと思っています。」
コラボレーションが生まれる可能性を育む「100BANCH GARAGE Program」
冒頭でご説明したとおり「筋トレもくもく会」はCLAPと株式会社ふんどし部、2プロジェクトがが合同で開催することによって実現することができた企画です。
人が一人では変われないように、どちらか1社だけでは、この企画自体も生まれていなかったことでしょう。
100BANCHでは、このようなコラボレーション企画が生まれることもあります。
次回は【GARAGE Program説明会&実験報告会】を4月25日(木)に開催します。
URL|https://100banch.com/events/16413/
各プロジェクトの活動の様子を知りたい方や、GARAGE Programへの応募を考えている方は是非ご参加ください!
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