- イベントレポート
見ても見なくても見えなくても楽しめるイベント「グラマ王国」で、年齢や視覚の状態が異なる人が一緒に遊ぶ体験
この度、ビーラインドプロジェクトは「コミュニケーションを楽しむ新感覚ボードゲームイベント『グラマ王国』」を開催します。
ボードゲーム「グラマ」とは、私たちビーラインドプロジェクトが開発した、視覚障害のある人とない人が共に遊び、楽しく相互理解を深めることを目的としたボードゲームです。
簡単なゲームの内容としては、普段あまり意識することのない「重さの感覚」と「コミュニケーション」を使って、4人のプレイヤーが一体となって「成功」を目指す協力型のゲームとなっています。
「グラマ」には「視覚以外の情報を使って楽しむことができる」ことのほかに、2つの大きな特徴があります。1つ目は「ゲームの中で、自然とお互いのことを深く知ることができること」、2つ目は「ゲームの中で、自然とお互いの違いに気づくことができること」です。
様々な背景を持つ人が同じボードゲームを囲み、ゲームの中で自然とお互いのことを理解し合いつつ楽しい時間を共有する。今回のイベント「グラマ王国」では、皆さんにそんな、新感覚の「楽しさ」を提供します。
見ても見なくても見えなくても。どなたでも、お気軽にご参加ください。
皆さんとご一緒に「グラマ」できることを、楽しみにしています!
<開催概要>
開催日程:2023年4月1日(土)
開催時間:14:00〜16:00
会場:渋谷100BANCH 3F イベントスペース (〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-27-1)
定員:40名
参加費:なし
お申込み方法:以下のGoogleフォームよりお申込みください。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd0v1w7NStOQ7pkRs4bojbB9gqvJuIkIO_qbb8O2WkK3r5cSQ/viewform
<当日の流れ>
14:00-14:15 オープニング
14:15-15:30 ボードゲーム「グラマ」の体験
※途中10分程度休憩・席替えの時間を挟みます。
15:30-16:00 クロージング
<ボードゲーム「グラマ」とは?>
「グラマ」は4人1組で遊び、全員で「成功」を目指す協力型のゲームとなっています。「グラマ」では、日頃あまり意識することのない「重さの感覚」と「コミュニケーション」を使ってゲームを進めていきます。それぞれ違う重さの巾着袋を配られた4人のプレイヤーが、手持ちの巾着袋の重さを「あるルール」に沿って互いに伝えあいながら、巾着袋の中の重りの数を調整し、全員の巾着袋の重さが同じになるように調整していきます。最終的に、全員の巾着袋を「天秤」に載せ、「せーのっ!」の掛け声で一斉に天秤から手を離し、天秤が釣り合えば見事成功!巾着袋の重さがばらばらになっており、「ガシャーン!」と天秤が崩れてしまえば失敗です。
<ビーラインドプロジェクトとは?>
ビーラインドプロジェクトは、「社会に『#見ても見なくても見えなくても楽しめる』ものを増やす」ために活動している、大学生8人で構成された団体です。これまでの活動として、視覚障害に関わらず楽しめるボードゲーム「グラマ」を開発し、約60回の体験会・イベントを通して1000人近くの方々にゲームを楽しんで頂いてきました。現在は活動の拡大期にあり、「グラマ」を使ったワークショップ・体験会の提供や、「グラマ」の商品化、そしてさらに多くの課題を解決できる新規事業の開発などに取り組んでいます。
<関連リンク>
本イベントのチラシ: https://drive.google.com/file/d/1o63rk_VVklWoIv1BTkUcNK8lncVoVx7S/view?usp=sharing
ボードゲーム「グラマ」ルール説明動画: https://www.youtube.com/watch?v=EQwLVZiCnDg
<お問合せ>
お問合せは、以下のメールアドレスまでご連絡ください。
blinedproject@gmail.com
Blined Projectプロジェクト リーダー浅見幸佑
2003年3月 東京都生まれ。父親の仕事の影響もあり、幼い頃より「格差」や「障害」といった社会の中にある軋轢に関心を持つ。大学1年生のときに履修した福祉の授業で、エンタメや遊びのほとんどが視覚を前提としているものが多いことに疑問を持ち、これまで活動する中で出会ってきた仲間を誘い、本プロジェクトを立ち上げる。社会が「障害」を生み出さない、多様なコミュニケーションと向き合っていくヒト・モノ・場で溢れ続ける社会を目指す。