
- 100BANCHプレゼンツ
「伝統と現代を融合させ、着物を自由に楽しむ未来をつくる」100BANCH実験報告会
地球がなくなったあと、誰が私たちを覚えてる?
《宇宙人に向けての記録装置》は、かつて制作した作品《月面ミクロ彫刻展示会「Noah’s Ark」》の問いを引き継ぐプロジェクトです。
地球上の生物に関する情報を、言葉や文化を共有しない“宇宙人”にどう伝えるか──それは、他者とのコミュニケーションの本質に迫る試みでもあります。この作品は、記録媒体であると同時に、想像上の他者という鏡を通して、自分たち自身を見つめ直すための装置でもあります。
目に見えない誰かを想定して、地球の痕跡を記録する。
その行為は、記録というよりも、祈りに近いかもしれません。
《宇宙人に向けての記録装置》は、想像上の“他者”に向けたメッセージを通して、私たち自身の文化、価値観、そして存在の意味を見つめなおす体験です。
Noah’s Ark
私たちは、宇宙人のための芸術作品を月面に送るプロジェクトです。
私は『ミクロ彫刻展示会』を月で開催したいと考えています。動物の遺伝子情報を含んだミクロサイズの彫刻を多数制作し、「ノアの方舟」を模した人工衛星で月に打ち上げます。そして衛星から彫刻を放出し、月面に動物彫刻を展示します。このプロジェクトは、将来の月面芸術の可能性を探究するものです。
※本イベントは100BANCH主催のナナナナ祭2025のプログラムです。
100BANCHとは
2018年にパナソニックが創業100周年を迎えることを機に構想がスタートし、2017年7月7日、渋谷に誕生。常識にとらわれない野心的な若者達が、昼夜を問わず活動を繰り広げています。24時間365日実験の場を提供し、年間約150のイベントを開催、CESなど国内外での活動の機会も設けています。
https://100banch.com/
ナナナナ祭とは
パナソニックが100周年を迎えることを機に2017年に渋谷に開設した未来創造拠点「100BANCH」が、今年の7月7日に8周年を迎えます。ナナナナ祭は、100BANCHで日頃から行われている未来に向けた実験を広く公開し、さらなる挑戦につなげるために実施している年に一度の大イベント。アクセラレーションプログラムとしての「DEMO DAY(成果発表会)」でもあり、来場者に楽しんでいただくために企画し工夫を凝らしたプログラムを展開する「文化祭」でもあります。
https://100banch.com/nanananasai/2025/