- イベントレポート
100年先の未来を描く5プロジェクトが登壇 2023年2月 GARAGE Program実験報告会
サービス業の課題をクリエイティブで解決し、 もっとワクワクする世の中にしたい!
日本企業の働き方におけるDX の必要性が顕著になっている昨今において、クラウドソーシングサービスでデザインの発注を行うケースが増えています。しかし、発注者/デザイナー間のミスコミュニケーション等で満足したクリエイティブの提案ができているとは言い難い状況です。クリエーターの企画力を生かす場を創ることで、日本のデザイン価値を変えていきます。
CEOの中安は、広告代理店でクリエーターとして活動する中、日本企業のクリエイティブに対しての重要度の低さを実感しました。しかし、国外を見ると、デザイン会社の買収、社内でデザイン組織を構築、経営層にデザインの責任者を置くなど、急速にクリエイティブを取り込む動きが加速しています。このような海外との格差をなくすべく、日本のクリエイティブ価値を高めることを目指し、100BANCHに参加しました。
クリエーターの個人としての活躍の幅が増えてきた中で、企業とクリエーターとが直接マッチングされる場が必要だと考えます。
個人と企業がマッチングできるクラウドソーシングサービスでは、「デザイナー」とのマッチングが主ですが、クリエイティブディレクター等の「企画」から考えられる人とのマッチングであれば、より精度の高い提案ができるのではないかと仮説しました。日頃からクライアントに対しての提案を行っているクリエーターが、発案者とデザイナーの架け橋となると考えます。
①クリエイティブの言語化
主観の要素が大きいクリエイティブの言語化に取り組むことで、サービスの精度向上に努めます。
②ビジネスモデルの構築
③サービス内容の深堀
④クラウドソーシングサービスの開発
フィードバックを頂きながら、サービスの開発を進めます。
サービス内容/ビジネスモデルを確立し、プロトタイプを使用してユーザーにサービスを体験してもらう。
100BANCHで作り上げたサービスをスケールさせ、日本のクリエイティブ価値を引き上げます。
代表中安 宏嘉
1994年生まれ、大阪府出身。 学生時代にカンボジアで抹茶ブランドを設立。京都工芸繊維大学 大学院を卒業後、サイバーエージェントに入社し、タレントYouTubeのプロデュース・クリエイティブを経験。 2022年に株式会社MEHERを設立。
補佐吉田 亮太
1992年神奈川県生まれ。大手内装材メーカーでセールスとして住宅から大型商業施設プロジェクトまで関わった後、現職のIT企業へ。一貫してセールスをやっています。
最近は、レガシー産業の業務効率化/働き方改革/業界改革にどこまで寄与できるのかを考えながら日々生きています。
朱怡安
1996年生まれ、兵庫県出身の台湾人。幼少期から台湾と日本を行き来する生活を送る。学生時代カナダ、オーストラリアへ2度の長期留学を経験。大学卒業後、大手家電メーカーのセールスとして従事。
デザイナー岡野 颯
1995年大阪府生まれ。京都工芸繊維大学大学院デザイン学専攻卒。現職は都内IT企業のインハウスデザイナー。SNS施策、ノベルティ、自社メディアサイトの改修・改善、R&D領域のアプリ開発など、プロモーション領域を中心に媒体を問わずコミュニケーションデザインを行う。
&Co.代表取締役/Tokyo Work Design Weekオーガナイザー横石 崇
多摩美術大学卒。2016年に&Co.を設立。”個育て”を軸にしたブランド開発や組織開発、社会変革を手がけるプロジェクトプロデューサー。アジア最大規模の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」では3万人の動員に成功。鎌倉のコレクティブオフィス「北条SANCI」や渋谷区発の起業家育成機関「渋谷スタートアップ大学(SSU)」、シェア型本屋「渋谷◯◯書店」などをプロデュース。法政大学キャリアデザイン学部兼任講師。著書に『これからの僕らの働き方』(早川書房)、『自己紹介2.0』(KADOKAWA)がある。