- イベントレポート
言葉や文化を超えていく“お笑い”のかたち――「次長課長 河本&麒麟 田村たちとつくる、笑いの未来言語」イベントレポート
100BANCHでこれまで2回のワークショップを行ってきた「未来言語」。
3回目となる今回は、「次長課長 河本準一」「麒麟 田村裕」をはじめ、海外で活動する「住みますアジア芸人」など総勢18名の吉本興業の芸人たちとコラボレーションします!果たしてお笑いは、あらゆる言語の壁、コミュニケーションの障害を超えることができるのか?初めての方もリピーターの方も、ぜひ遊びにお越しください!
【未来言語とは?】
多様なバックグラウンドを持つメンバーによる、コミュニケーションの実験プロジェクト。
100年先の未来、人々はどのようにコミュニケーションをとっているのでしょうか?もしかしたら、母国語や外国語といった概念はなくなり、手話や点字は独自の進化を遂げ、新たな言語が開発されているかもしれません。
「未来言語」はそんな未来に向けて、参加者が「みえない」「きこえない」「はなせない」状態でコミュニケーションをとる実験的ワークショップを開催しています。
【これまでのワークショップから】
視覚・聴覚・発話を奪われても、人はテレパシーのように思いを伝え合うことができると感じています。そこで重要なのは、「触覚」と「共通文化・共通体験」。今回はさらに「笑い」の要素を足して、コミュニケーションにどのように作用するのかを実験します。
【当日タイムテーブル】
※内容・時間割は一部変更する場合がございます。随時更新いたします。
15:30〜16:00 開場・受付
16:00〜17:30 未来言語×よしもとワークショップ
17:30〜17:40 休憩
17:40〜18:30 芸人トークセッション
18:30〜19:00 ネットワーキング
【登壇者】
■未来言語
永野将司(NIHONGO代表)
松田崇弥(MUKU代表)
高橋鴻介(Braille Neue創立者 / デザイナー)
菊永ふみ(IGENGO Lab.リーダー)
河カタソウ(100BANCH 事務局 / 未来言語 共同創案者)
■よしもと
河本準一(次長課長)
田村裕(麒麟)
ザ・スリー、アキラ・コンチネンタル・フィーバー、そこらへん元気(インドネシア住みます芸人)
緑川まり、タイガース、アーキー(ミャンマー住みます芸人)
KLきんじょう(マレーシア住みます芸人)
黄金時代(フィリピン住みます芸人)
ダブルウィッシュ(ベトナム住みます芸人)
タケト
他
共同代表永野 将司
株式会社NIHONGO代表取締役 大学在学中の2007年から日本語を教え始める。これまでに国内外の大学・日本語学校などで1,000人以上の外国人に日本語を教えてきた。Tokyo Startup Gateway ファイナリスト。
共同代表松田崇弥
株式会社ヘラルボニー代表取締役 小山薫堂率いる企画会社オレンジ・アンド・パートナーズ、プランナを経て独立。福祉施設に所属するアーティストの作品をプロダクト化するMUKU代表。
共同代表菊永ふみ
ろう者。福祉型障害児入所施設で聴覚障害児の生活支援に携わる。企業の社会貢献活動の一環として社員と聴覚障害児との交流企画を担当、2015年、異言語脱出ゲームを発案。
共同代表高橋 鴻介
1993年12月9日、東京生まれ秋葉原育ち。慶應義塾大学 環境情報学部卒。卒業後は広告代理店で、インタラクティブコンテンツの制作や公共施設のサイン計画などを手掛けつつ、発明家としても活動中。墨字と点字を重ね合わせた書体「Braille Neue」、触手話をベースにしたユニバーサルなコミュニケーションゲーム「LINKAGE」など、発明を通じた新規領域開拓がライフワーク。
共同創案者河カタ ソウ
コピーライターとしてキャリアをスタート後、クリエイティブディレクター / プロジェクトマネージャーとしてWebサイト、広告、イベント等、様々なプロジェクトに従事。その後独立、現在は言葉の視点から主にブランディングやディレクションを行う。猫好き。