未来は不動産ならぬ“可動産”にあり。 「動く家」バスハウスで、新たな未来を創造

2018年11月12日(月)~25日(日)に台湾台北市の「華山1914Creative Park」で行われた台湾パナソニック100周年特別展「FUTURE:FUTURE 」に100BANCHも出展しました。
この展示会は、パナソニックの創業100周年を記念して実施されている国内外のグローバル展示ツアーの一環で行われたもので、「共創」をテーマに、アーティストとコラボしながら展示全体が構成されました。そのうち、日本で進められている「共創」の取り組みとして、100BANCHのコーナーも設置され、そこで5つのプロジェクトについて紹介しました。
index
華山1914(正式名称は華山1914文創產業園區)は、1914年の日本統治時代につくられた国営の酒造工場跡地をリノベーションした文化・商業施設。しばらく放置されていた廃墟を、新しい台湾文化の発信地とするべく再開発が進められ、現在では「昔」と「今」が交差するクリエイティブな活動の場となっています。
会場では、「スタジオ、ギャラリー、ラボ、製造、住まい、無人店舗」をテーマに既存ビジネスを紹介する「FUTURE Is Now」で6つのブースを展開。また、「Now Is FUTURE」では、地元の6組の芸術家やデザイナーとともに「食糧、製造、通信、環境、健康、物流」など人々が未来に直面する課題を題材に制作したアート作品が紹介されました。
1(左上):堅牢PC「TOUGHBOOK」の耐久性を様々なテスト体験を通じて紹介
2(右上):未来の食糧として昆虫食を展示
3(左中):電化製品の発展の歴史を展示
4(右中):パナソニック環境ビジョン2050の実践として、制作者が1か月間の生活資源を再利用したアート作品
5(左下):様々な温度・湿度・香りを作り出せるキューブ。故郷の空気を作りだす未来家電想像
6(右下):基板材料「MEGTRON」のしなやかさ・薄さなどを、アートを通して表現
出口へ向かう通路の両壁面に100BANCHのコンセプトと5つのプロジェクトの概要を展示。プロジェクトで行った実験や、見えてきた未来の兆しを紹介しました。また、プロジェクトリーダーがそれぞれのプロジェクトへの想いを語るコンセプトムービーも上映しました。
以下、プロジェクト紹介▼
出展プロジェクト詳細|https://100banch.com/events/8706/
BUSHOUSE〜Taiwan〜
出展プロジェクト詳細|https://100banch.com/projects/kisaburo-kimono-project/
出展プロジェクト詳細|https://100banch.com/projects/braille-neue
Braille Neue〜Taiwan〜
出展プロジェクト詳細|https://100banch.com/projects/future-insect-eating/
F.I.E〜Taiwan〜
プロジェクト詳細|https://100banch.com/projects/rgb_light/
展示期間14日間で延べ17,323人がご来場。多くの方が足を止め、プロジェクト概要・ムービーの視聴や、「RGB_Light」「Braille Neue」の実機プロダクトを体験するために、通路を塞ぐ一面も。台湾でも100BANCHでの活動を通して見えた未来の兆しを、多くの方々に感じていただくことができました。
このような活動を通じて、今後は海外のクリエイターたちとのコラボレーションも進めていければ、よりステキな未来が近づいてくるかも知れません。
今回出展しているプロジェクトは全て100BANCHのGarage Programに採択されたプロジェクトです。毎月WEBから新規のプロジェクトを募集しています。採択されると渋谷の拠点を3ヶ月24h利用することができる他、業界を牽引するトップランナーのメンタリングと、様々な分野で活躍する熱い仲間が待っています。