- 100BANCHプレゼンツ
「世界のふんいきをさりげなく良くする」
100BANCH実験報告会
書道で欠かせない道具の1つ、「筆」。
筆の特異性は「筆圧」にありますが、意識しなくても書けてしまうのが実情です。
もったいない!!!!
にゅ~書道開発委員会はそんな「筆圧」に着目し、日常にある素材__例えばホウキ…ペットボトルのキャップ…__で筆を制作しています。
一見ヘンテコな筆たちですが、そこから生まれる「筆圧」を通して、書く行為および筆の再認識ができるのではないかと仮説を立てています。
新年の気合い入れに、「にゅ~書き初め」はどうでしょう!!
【イベント詳細】
日にち:2025年1月12日(日)
時間:14:00〜16:00
会場:100BANCH 3F(〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-27-1)
参加費:無料
定員:20名
【タイムスケジュール】
13:45 OPEN
14:00〜14:10 オープニング&プロジェクト紹介
14:10〜14:20 書き初めの歴史と1文字書き初め
14:20〜15:20 日用品の筆圧探し
15:40〜16:00 クロージング
【参加方法】
上記「イベントに参加する」よりお申し込みの上、当日会場へお越しください
【よくあるQ&A】
Q. 当日の服装はどうすればいいですか?
A. 汚れても大丈夫な服で参加することをお勧めします。
Q. 汚れない自信がある場合、好きな服を着てきてもいいですか?
A. どうぞ。
Q. 積極的に汚れてみてもいいですか?
A. 会場を汚さない範囲での協力はします。
【委員長からのVOICE】
にゅ~書道開発委員会は1人でも多くの人に書道にカジュアルに興味関心をもってもらうために生まれた活動です。そのため、できる限り無料でオープンな場づくりをしたいと思っています。
そんな願いをかなえる一方、筆や紙、墨などの道具たちはイベントを重ねれば重ねるほどなくなってしまうのです。幸運なことに、委員長(増田)は散歩中に筆を拾ったり、友人の知り合いのおばあちゃんから紙を譲り受けたりしていることで理想を実現することができています。ただし不安定な資産であることは間違いないです。
そこで本委員会ではイベントでは「カンパ制」を採用することにしました。
同時に、いらなくなった道具(筆、紙、墨、硯、毛氈)の回収も行っています。
カンパや道具が増えれば増えるほど、イベントの規模は大きくなり、書道に触れる人も増していくほか、役員のQOLも増し、委員会はより活発なものとなっていくことでしょう。
1分間に60秒が過ぎているこの瞬間にも救える命があるように、私たちは、この文章を読んでいるあなたからの応援を求めています。よろしくお願いいたします。
〈道具を寄付してくださる方へ〉
以下のメアドにてご一報ください。
umion.0607@gmail.com
件名は「にゅ~書道開発委員会への寄付」、本文には「①お名前」「②寄付内容」をご記入ください。
【宣伝】
にゅ~書道開発委員会では年中無休で役員を募集しています。本イベント等を通して、私たちの活動に興味をもっていただけましたら、希望する役職名を創作したうえで委員長(増田)までお気軽にご連絡ください。会費はありません。
私たちは「書道×○○」をテーマに、書道を通して「遊び心の解放」を目指すプロジェクトです。
第1弾は「書道×ゲーム」として「○○なひらがなを筆でしたためるゲーム」というカードゲームを開発しました。お題に書かれた人格や感情、情景等のテーマをインスピレーションに、ひらがな1文字を筆でしたため表現し合うという遊びです。上手い下手で評価されない、「なにそのヘンな字!!」から始まるコミュニケーションも面白いんじゃないかなと思っています。
第2弾は「書道×日用品」として、「日用品の筆圧探し」を開発しています。身近な道具を筆だと思い込んで書くというものです。普段は料理や掃除に使うものでも、筆として使ってみると特徴的な筆圧(ひつあつ)が生まれます。書きにくさがかえって書く行為を再認識させるのではないか?という問いを立てながら、生み出した筆たちの「動かしやすさ」と「感情の乗せやすさ」をリサーチしていきたいです。
書の文化には3000年を超える歴史があり、気難しく、敷居の高い文化として捉えられがちです。しかし、歴史を辿ってみると遊び心から生まれた作品も少なくありません。にゅ~書道開発委員会はそのような化石化されつつある感性を現代に接続させ、新たな視点からの介入・開発・発信を目指し、これからの書道史に一石を投じる活動を目指しています。