高校生が「世界とコネクトできる」 場所と機会を、高校生が作る。
Teenet
高校生が「世界とコネクトできる」 場所と機会を、高校生が作る。
活動的な学生はもちろん、これから頑張る高校生にも 「成果の場所」 を提供する事業を展開しているTeenetプロジェクトが、「特技や目的がある人」 を中心に構成したイベントを開催しました。
プログラムが始まる前にピザ生地と具を準備して、参加者から作りたいピザの種類を募り、みんなで調理しながら参加者どうし仲を深めました。
地方創生(街づくり)、教育、エンジニアリングのテーマで活動している3つの学生団体によるワークショップが同時に行われ、参加者が自ら興味のある分野を選ぶ分科会形式で実施されました。
▼僕らのふるさとプロジェクト
『より良い街で暮らすために』
みんなが住んでいる街を良くするためのワークショップ。一人ひとりが理想の街を考え、実際に街づくりを行います。
「旅人が住みたくなること」、「そこで生活が成り立つこと」の2点を前提として、レゴを使って可視化しながら街作りを進めます。
▼genate
『旅で変わる人生』
旅によって自分たちのやりたいことを実現することを目指すワークショップを開催。「短期間」、「日本国内」に限定して、自分の目的を達成できる理想の旅を考えます。
▼学生LT
学生エンジニアの成果報告でお馴染みの “学生LT” を開催。
テクノロジーをこよなく愛する学生によるライトニングトーク。プログラミング知識やガジェット情報など、ジャンルは様々。※エントリー数や参加人数などの情報ありますか?
また今回は、パナソニック株式会社 ビジネスイノベーション本部 AIソリューションセンターから飯田氏をお招きし、講評をいただきました。
「個人的な見解ですが、問題空間の定義自体を自分たちでしないといけない時代になってきています。これまで我々企業は手段のみを持っていたわけですが、これからは課題設定もできないと生き残れません。
今後皆さんには、『自分はどうしてこれをやっているのか』『自分の力ってなんだろう』など、自分自身の能力について見直すタイミングを設けてほしいと思います。プログラミングができることは、いずれ競争力でなくなります。自分は一体何ができる人なのかを節目節目で考えることが、自身の形成にとても有効です。いかに競争力をつけていくか、これが皆さんの将来のポイントになると思います。」
最後に、genateによる「やりたいことを達成する旅」、そして僕らのふるさとプロジェクトによる「旅人が住みたい街」のそれぞれのワークショップで出たアイデアソンの中から、Teenetグローブ賞が発表されました。
審査委員は、beasone代表Kim氏と上田氏。
「短時間の中で準備ができており、タイムマネジメントがすばらしい。それぞれアイデアが違っていて面白かったが、現実的な意見が多かった印象。若さを活かして、もっと型破りに考えても良いと思思った。」(Kim氏)
【genate部門】全国のポケモンセンターを巡る旅
「ポケモンの魅力を伝える発信者となりたい」
「自分の色が出ていた。なかなか大人にはできない発想だが、ビジネスとしても成立するアイデアではないかと思った。」(Kim)
【僕らのふるさとプロジェクト部門】自給率100%リゾート
「山に設置したソーラーパネルで発電してイルミネーションイベントを開催したり、畑や牧場など豊かな自然をセールスポイントとして観光客を惹きつけつつ、地産地消を守り住民に対しても居心地の良い街に」
「全てが街で賄えるということで、緊急時でもすぐに食料を調達できるのは魅力的。」(上田氏)
高校生が中心となり、大盛況で幕を閉じたHello World。今後も100BANCHは、未来を担う若者の活動を応援していきます。
「Hello World」協賛プロジェクト