
ボランティア相談所~あなたにぴったりのボランティア見つけませんか?~
voluntasはボランティア活動をしやすい環境をつくり、豊かな共生社会の構築を目指すプロジェクトです。ボランティア参加者とボランティア依頼者のマッチングなどに取り組んでいます。
ナナナナ祭2025では、体験展示ブース「ボランティア相談所~あなたにぴったりのボランティア見つけませんか?~」にて、ぴったりのボランティアがわかる「ボランティア診断」やボランティアにまつわる意識調査を行いました。
「何か社会のために役に立ちたい。でも、自分に何ができるかわからない。」
そんな声を、これまで何度聞いてきたでしょうか。ボランティアに関心はあるけれど、一歩を踏み出せない人たち。自分に合った活動がわからず、迷っている人たち。私たちvoluntasがこのナナナナ祭で目指したのは、そんな人たちに“きっかけ”を届けることでした。
voluntasが今回行ったのは、ボランティア相性診断を中心とした体験型ブースの企画です。診断結果に応じておすすめのボランティア活動を提案し、来場者が「自分らしく参加できる社会貢献」を見つけられるようにしました。会場では、視覚的にわかりやすく興味を惹くポスターを設置し、特設サイト上でも簡単に診断ができるように工夫。ブースに足を運んでくださった方々には、診断カードやパンフレット、voluntasのロゴステッカーを配布しながら、ひとりひとりと丁寧に対話を重ねていきました。その結果、100人を超える方々が実際に相性診断に参加。「めっちゃ当たってる!」「自分に向いてる活動が見えてきたかも」と、笑顔で診断結果を受け取る姿がとても印象的でした。
今回の展示で大切にしたのは、「その場で終わらないきっかけづくり」です。voluntasが運営するボランティアマッチングサイトには、実際に参加できる活動がたくさん掲載されています。「診断結果に合った活動を、帰ってからすぐ探せる」ように、特設ページとQRコードを用意しました。これにより、診断が“体験”で終わらず、実際の行動へとつながる「橋渡し」の役割を果たせたと考えています。
また、会場では来場者の皆さんにアンケートへの協力もお願いし、多くの貴重な意見や感想をいただきました。中でも印象的だったのは、「もっと詳しい診断があったらいいな」「ボランティア先の情報をもっと知りたい」という声。こうしたフィードバックは、今後のサービス改善にダイレクトに活かしていく予定です。
来場者の中には、中高生だけでなく、40代〜60代の方も多くいらっしゃいました。「息子に紹介したい」「定年後に何か始めたくて」と語る方々の姿から、ボランティアが“若者のもの”だけではないこと、世代を超えた社会参加への関心が広がっていることを強く感じました。
また、パンフレットやロゴステッカーも想像以上に多くの方に持ち帰っていただき、ブース自体の世界観にも興味を持ってもらえたことは、今後の活動の励みとなりました。
私たちvoluntasはこれから、生成AIを活用したボランティア推薦システムの開発に取り組みます。性格・価値観・興味関心・ライフスタイルなどの情報から、AIが“ぴったり”の活動を導き出し、24時間365日、あなたにボランティアを提案してくれる――。そんな未来を、現実にしようとしています。ナナナナ祭で得たフィードバックを活かしながら、より精度の高い診断、より多様な活動のマッチング、そしてより広い世代へ届くサービスを目指して、進化を続けていきます。
この挑戦は、私たちだけで成し遂げられるものではありません。今後、以下のような方々とつながっていきたいと考えています。
ナナナナ祭の3日間は、私たちにとってかけがえのない実験の場でした。多くの方にvoluntasのブースへ足を運んでいただき、一緒に語り、考え、笑い、未来のボランティアのかたちを探ることができました。このプロジェクトに参加してくださったすべての方へ、心から感謝します。これからもvoluntasは、「誰もが自然体でボランティアに関われる社会」の実現に向けて、挑戦を続けていきます。どうか、これからも応援よろしくお願いします。