モノづくりの障壁を下げる！「ツッチーロボットワークショップ」開催

今回のイベントを通じて、多くの貴重な気づきを得ることができ、今後の展開につながる手応えを感じました。本レポートでは、当日の様子や得られた学び、今後の展望についてまとめています。

本プロジェクトに興味のある方、一緒に未来を作っていきたい方は、ページ最後にあるオンラインコミュニティのご参加をお待ちしています！

 

イベント概要 〜作る喜びとロボットの仕組みを学ぶ〜

「ツッチーロボットワークショップ」は、モノづくりやロボットに興味がある人たち向けの、作る喜びやロボットの仕組みを知る楽しさを体験できるイベントです。私たちはこのイベントを通して、モノづくりの障壁を下げ、誰もが自らの手で社会を変えられる未来を創ることを目指しています。

今回は、TUTTI INDUSTRIESオリジナルのロボットキットを使用し、組み立てを通じてロボットの仕組みを理解するワークショップを実施しました。また、新たな試みとして、年齢制限を設けず多様な層の参加者を募り、ワークショップ後も楽しめる持ち帰り用のキットを開発・提供しました。

（↓開発した新しいキット）

 

イベントの詳細～4人チームでヒト型ロボット1体を作り上げる～

講師紹介の後、モノづくりの考え方をクイズ形式で学び、ロボット制作の基礎としてパーツの強度を確認し、モーターを動かす実験を行いました。その後、実際にロボットを組み立て、複数のロボットを合体させる工程を経て、最終的に自分たちで操縦するまでの流れを体験しました。

第一部
講師紹介の後、モノづくりの考え方をクイズ形式で楽しく学びます。

第二部
ロボットの基礎を学ぶステージ。パーツの強度を確認し、モーターを動かす実験を行います。

第三部
ロボット制作の実践ステージ。組み立てから合体、操縦までを体験し、完成させます。

 

実施して見えた課題と発見

ワークショップを通じて、いくつかの重要な気づきがありました。

• 幅広い年齢層に対応できるワークショップ
  → 大人からも好評を得られ、年齢に関係なく楽しめることが判明しました。
• ロボットキットに求められる要素
  → 見た目のインパクトや遊び要素も重要であることが分かりました。
• トラブルや失敗の価値
  → 予想外のトラブルが学びにつながると好意的に受け止められたことが印象的でした。

参加者の声も印象的でした。
「子供だけでなく大人にとっても学びになる」「難易度が選べるとさらに良い」「進路を決める前にこうした経験があると助かる」など、今後の展開に向けたヒントが得られました。

 

今後の展望 〜より多くの人にロボットづくりの楽しさを〜

このワークショップの結果を踏まえ、今後は以下のような改善・発展を考えています。

• 対象年齢を広げ、大人向けのプログラムも実施
• 参加者が難易度を選べる仕組みを導入
• トラブルという体験を生み出せる価値創造の模索

また、今後は進路を考える中高生や大学生に向けたワークショップにも展開していきたいと考えています。そのため、教育関係者の方々とのつながりを求めています。興味のある方、ぜひご連絡ください！

電子工作初学者向けのオンラインコミュニティを運営しています。ご興味ある方はご参加ください。