DEW
線香花火のような照明DEWを世界に届けたい
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ほぼひとりメーカー 高橋 良爾
- イベントレポート
商品になったDEWを、自然の中で展示——DESIGNART TOKYO2024を終えて
「ほぼひとりメーカー」として様々な実験的ものづくりに挑み、ワクワクする生き方の提案をする高橋良爾（GARAGE Program68期生）。今年のDESIGNARTでは昨年に続き、部屋に置くだけで日本庭園を持っているかのように感じられる、線香花火のような照明「DEW」を展示しました。現在DEWは商品としても販売中。さらに2024年度グッドデザイン賞を受賞するなど、昨年からさらに進化したDEWを会場で楽しんでいただくことができました。その様子を高橋がお伝えします。
こんにちは。見るだけで瞑想できるDEWという照明をつくっている髙橋です。
100BANCHのGARAGE Programに参加して、DEWをプロトタイプから商品化しました。
昨年３月から１年かけて、商品化し現在レンタルプランと販売プランの２つを準備しています。
DEW販売
https://vitro-hobohitorimaker.myshopify.com/products/dew
DEWレンタル
https://vitro-hobohitorimaker.myshopify.com/products/dew-rental
DEW insta
https://www.instagram.com/dew_theportablenature/
室内にあらわれた自然空間で展示
DEWのコンセプトは、THE PORTABLE NATURE。いつでもどこでも自然の中でボーっとできるような体験を提供することを考えています。
これまで個人で展示活動をしていましたが、なかなかコンセプトを表現するような展示空間をつくることは予算の都合で難しかったです。しかし今回のDESIGNARTは、植栽を使ったまさに室内に自然がやってきたような空間。
THE PORTABLE NATUREのコンセプトを伝えつつ、お家でどのように楽しめるかをみなさんに体験できるような展示ができました。
見ていただいた方々からは、意外と箱の中に入れたDEWよりも、囲っていないDEWの評判が良く、真っ暗じゃなくても光の美しさが伝わることがわかりました。
買いたい！との声も
展示空間のなかにポップアップストアも準備。デザイナーの方に買いたいという声もいただくことができました。
DEWは30万ほどする商品で、売れるか心配でした。実際に実物を見て買いたいと意見をいただくことができたので、これから販促をしていこう！と思いました。
ネットショップの準備が整ったので、今後は広告を出しながらみなさんのもとに届けていきたいと思っています。今後は、DEWを買いたい！借りたい！と思ってくれる方とつながっていきたいので、もしご興味がある方がいればよろしくお願いします。
グッドデザイン賞の報告も
今回のDESIGNART開催日前日にグッドデザイン賞の開示があり、DEWもグッドデザイン賞を受賞することができました。
展示期間中に賞状も一緒に飾ることができ、ご協力いただいたみなさまに報告ができてよかったです。今回のDESIGNARTでの収穫を生かして、販売につなげていこうと思います。
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Written by
高橋良爾
1990年 長崎県生まれ、ほぼひとりメーカー。
大学２年の頃、エンジニアと共に実験的なモノづくりをするVITROを立ち上げる。
鉛筆の万歩計や線香花火のような照明、Arduino互換基板などをつくってきました。
高校時代、写真家と出会い、散歩しながら稼げるなんて理想の生き方だと思いました。
毎日あてもなく歩くか、カフェで一休みしています。
と言いたいところですが、仕事に追われるときは徹夜しています。
高いけどいつか欲しいから頑張って稼ごう！と思ってもらえるモノを作ったり、
モノづくりを通じてワクワクする生き方を提案できたらと思っています。
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