- リーダーインタビュー
- センパイの背中
テクノロジーで地域課題を解決し、豊かで暮らし続けたいまちをつくる。:青木大和(株式会社パブリックテクノロジーズ 代表取締役CEO)
2020年は、なんと言ってもコロナに翻弄された一年。年初から計画していたナナナナ祭も春には大きく方針転換にせまられ、毎月できていたリアルな交流(ミートアップや審査会、鍋BANCH、実験報告会といった月例イベント)も今まで通りにはできない、100BANCHの本領が発揮できず苦しむ一年でした。試行錯誤の日々は、運営4年目に入った現在も続いています。
それでも多くの支援を得ながら、オンライン化やコロナ対策による新しい運営スタイルで、歩みを止めずに運営することがきました。協力してくれた皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。そして毎年、100BANCHの総力でつくるアニュアルブック『3/100BANCH BOOK』も無事に完成することができました。リアルの空気感を伝えられない分も、転んでもただでは起きない100BANCHの底力を感じていただけたら幸いです。
3年目の100BANCHの活動を凝縮した『3/100BANCH BOOK』
若者のWill(つくりたい未来をつくるという意志)を支援するGARAGE Programは、第1期から数えて41期の入居を受け入れることができました。毎月コンスタントに応募が集まり、約5件程度の新プロジェクトが100BANCHで活動をスタートさせています。これが41カ月続き、ついに2021年の年初には累計200プロジェクトに。「100年先の未来を豊かにする100のプロジェクトを集める」と始めてから、100プロジェクトを達成したのが、つい先日のことのようですが、2倍の200プロジェクトまでになるとは事務局も驚きを隠せません。しかし、ここで留まることなく、若者たちの個性的で魅力あふれるWillが100BANCHの門を叩き続ける限り、これからもGarage Programを継続していきたいと思います。300、400、ついには1000のキリ番を踏むのは、あなたかもしれません。
2020年2月のミートアップにて(撮影:鈴木 渉)
若きみなさんのやりたいこと、つくりたい未来への活動をもっと推進できるよう、全国そして世界からのプロジェクト応募を受入れられるように環境を整えましました。Garage Program期間中に限りますが、東京に滞在する場所を支援します。これからは、首都圏の若者に限らず応募がしやすくなるでしょう。
一方で、100BANCHで始まったプロジェクトが、都市部では検証しきれないものであったり、挑戦のフィールドを東京以外の環境に求めるケースを想定して、他拠点との連携もスタート。
さらには、100BANCHの原理やプロジェクトの発信を全国津々浦々でリアルに展開できるように、移動式の100BANCHモビリティを企画制作しました。「BUSHOUSE」プロジェクトでお馴染みのEXxとコラボしたポップアップカーを開発。100BANCHのユニークなプロジェクトを積んで、全国どこへでも100BANCHの熱量を伝えに出向けるようになります。
2021年もチャレンジし続ける100BANCHに、あなたも参画しませんか。Garage Programへの応募、プロジェクト・サポートスタッフとして働くなど、100BANCHへの参加の可能性は、色々な場面にあります。未来をつくる実験区 100BANCHで会いましょう。今年もたくさんとの出会いがあることを楽しみにしています。
100BANCH事務局一同