- イベントレポート
やがてそれは日常に溶け込む――未来の昆虫食“文化”を先取りして魅せた「ナナナナ祭2019イベント WHAT’S NEXT? -新食視点-」実食レポート
【参加プロジェクト】Cricket Ramen / F.I.E / bugology
「昆虫をもっとおいしく食べるには?」
現状では珍しい一分野の域を出ていない昆虫食ですが、社会の中で関心が高まりつつある今だからこそ、【5年先の未来 =「虫は食べられる」が認知された社会】より先の【10,20年先の未来 = 「虫をより美味しく、より適切に食べる」を考える社会】のレストランを会場に再現します。
今回は、特製の昆虫食プレートをご用意いたします。
昆虫食を中心とした地球の恵みを探究するレストラン「ANTCICADA」が、コオロギラーメンを筆頭に、虫の奥深さを感じられる4種類の虫料理、虫を使ったスイーツやドリンクを用意。さらには、昆虫食メディア「bugology」プロデュースの下、それらの昆虫料理に合わせて製作したプレートやコップなど、料理を取り囲むプロダクト群とともに、「ひとつの体験」として、ご提供いたします。
昆虫食というひとつの素材を通じた「食」の拡張への挑戦。
新鮮な発見と喜びをお楽しみいただけたら幸いです。
《イベント詳細》
日時:2019年7月7日(日)
1回転目:12時開場 12時30分~14時
2回転目:17時開場 17時30分~19時
会場:100BANCH 1階 LAND
(〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-27-1)
会費:4000円
人数:1回16人(達し次第締め切ります)
TIME LINE
①はじめに、挨拶(10分)
②コオロギラーメンプレート提供(30分)
・コオロギラーメン
・3種の虫料理
・虫スイーツ
・2種のドリンク
③トーク「篠原祐太×高橋祐亮×高本夏実」(20分)
・昆虫食の現状
・本企画の製作秘話
・昆虫食のこれからの可能性
④プロダクトの紹介、交流会(30分)
・ANTCICADA展示(実際に試食・試飲いただけます)
・コオロギ醤油の紹介
・タガメジンの紹介
・魅力のある昆虫の紹介
・参加者同士の交流
7/6より9日間【100BANCH ナナナナ祭】を開催!今年のナナナナ祭では、100BANCHの1F~3Fはもちろん、渋谷川にまでフィールドを広げ、様々なプログラムを実施。野心的な若者たちがつくる未来の景色を、ぜひご体感ください。
Cricket ramen プロジェクトリーダー/ANTCICADA 代表
篠原祐太
1994年、地球生まれ。慶應大学卒業。昆虫食伝道師。幼少期から自然を愛し、あらゆる野生を味わう。昆虫料理創作から、ワークショップ、授業、執筆と幅広く手掛ける。中でも世界初の「コオロギラーメン」は大反響を呼び、2020年6月4日に日本橋・馬喰町にレストランANTCICADAを開店。メディア出演も多数。狩猟免許や森林ガイド資格保持。
クリエイティブ高橋 祐亮
1992年生まれ。慶應義塾大学SFC・東京藝術大学大学院を経て現在は建築設計事務所を中心に活動。在学中より昆虫食のプロジェクトを継続。