- イベントレポート
クリエイティブで研究を身近に。「Neu World」キックオフイベント開催レポート
このたび、内閣府ムーンショット型研究開発事業 目標1 金井プロジェクトInternet of Brains(以下IoB)は脳×SFで新しい世界を作るプロジェクト『Neu World』を立ち上げ、漫画家と研究者とみなさんで作品をつくる創作公開ミーティングを開催します。
『Neu World』は漫画家や小説家をはじめとしたクリエイターと研究者、そしてみなさんと一緒になってSF作品を制作し、「こんなワクワクする世界にしたい」「この未来はちょっと違うかも」など参加しながら未来の世界を作っていくプロジェクトです。
一人目のクリエイターは漫画家のQuquさん、そしてアイデアと研究を繋げて一緒に未来を考える研究者は神経科学者の笹井 俊太朗さんです。テーマは「テレパシーは使えるようになるのか?〜脳研究の最前線〜」。IoBの研究が進んだ未来、もしかしたら考えるだけで相手とコミュニケーションがとれるようになるかもしれません。そんなテレパシーが使える未来はどんな世界になっているのでしょうか?
皆さんの声がQuquさんのアイデアに反映されていく臨場感を楽しみながら、一緒に作品をつくっていきましょう!
【開催概要】
開催日程:2023年3月17日(金)
開催時間:19:00〜20:00(延長最大20:30まで)受付は18:30から開始します。
会場:100BANCH 東京都渋谷区渋谷3-27-1 (JR渋谷駅新南口から徒歩約2分)
※YouTube Liveでの同時オンライン配信も行います
参加人数:現地約60人
※オンライン配信(YouTube LIVE)は人数制限なし
参加費:無料
【イベントスケジュール】
イベント開始(19:00)
登壇者紹介
トークテーマ1「テレパシーが当たり前になった社会って?」
トークテーマ2「心が通っているってどういう状態?」
質疑応答
イベント終了(20:00※延長最大20:30まで)
【登壇者】
Ququ(漫画家)
2018年12月からwebに漫画投稿開始。2020年5月にKADOKAWAより短編集『死んだ彼氏の脳味噌』を出版(同書のうち1話は、2022年11月にフジテレビ系『世にも奇妙な物語』で実写ドラマ化)。
影響を受けたSF作品:「アルジャーノンに花束を」「2001年宇宙の旅」「WATCHMEN」
Twitter:@ququmaga
笹井 俊太朗(神経科学者)
IoBサブプロジェクトマネージャー。株式会社アラヤ取締役CRO兼研究開発部部長。意識理論を応用した「心をつなげるBMI」の社会実装を目指し、神経科学とAIの融合領域における基礎研究と、それを応用した新たなニューロテックプロダクトの開発を進めている。
影響を受けたSF作品:「マトリックス」「攻殻機動隊」「エヴァンゲリオン」
Twitter:@shuxnys
【ファシリテーター】
宮田 龍(サイエンスコミュニケーター)
『Neu World』プロデューサー。株式会社アラヤ 研究開発部にてIoBやアラヤの研究のサイエンスコミュニケーションを担当。「閉塞感のない社会」の実現を目指し、科学技術と社会の未来についてSF作品など使って話し合うイベントや展覧会などのサイエンスコミュニケーション活動に従事。
影響を受けたSF作品:「Detroit: Become Human」「機動戦士ガンダム」「ドラえもん」
Twitter:@myt_ryu
【共催】
Academimic (代表:浅井順也)
『Neu World』クリエイティブディレクター。研究に接して生まれた感動や想像を、小説、映像、音楽、イベントやプロダクトで表現。サイエンスとポップカルチャーの融合を掲げて活動中。
Twitter:@Asai_0311
【アクセシビリティ】
・日本語と手話で実施します。手話がよく見える席をご希望の方はPeatixでの申込みまた受付の際にお申し付けください。
・100BANCH 3Fにはエレベーターがございません。ベビーカーや車椅子でのご来場、その他イベントにご参加いただく上で不安なことがあるかた、特別なサポートが必要な方はPeatixでのお申し込み時にフォームから御連絡ください。
・イベント当日は、主催者、取材メディアにより、写真・動画撮影が行なわれる予定です。トークセッションのネット配信および、イベント終了後のレポート、テレビ・新聞・雑誌・WEBメディア・SNSなどに掲載される場合がございますので、あらかじめご了承ください。
お問い合わせ:ムーンショット金井プロジェクト事務局(https://brains.link/contact)
【関連リンク】
ムーンショット目標1金井プロジェクト Internet of Brais 公式WEBサイト
IoB公式Twitter
Academimic 公式WEBサイト
QuQuMagazine
Academimicプロジェクト 代表/プランナー浅井順也
大阪大学大学院にて脳神経科学を専攻。
魚が鏡を見て自分と認識できるか、ヒトの背後の音源定位の能否など空間認知機能を研究。
広告会社に入社後PR業務と並行して遺伝子をカセットテープで表現するアート作品等制作。
WIRED Creative Hack Award ,Circular Creativity Labアワード 受賞等。