
DEW
線香花火のような照明DEWを世界に届けたい
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DEW リーダー/ほぼひとりメーカー 高橋 良爾

DEW /RINGO PAY 高橋良爾
2026年も未来に向けた実験を大胆に繰り広げる100BANCH。メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2026年 今年の抱負!:馬九行久(うまくいく)」。
今日の執筆者は、線香花火のような照明や指輪型決済デバイスなど、実験的ものづくりに取り組むDEW /RINGO PAYの高橋です。
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あけましておめでとうございます。
抱負というと、書き初めのイメージが湧いてきて、そういえば、2025年の漢字1字って何だったんだろうと、ふと思いました。皆さんはなんだか知っていますか?調べてみると熊でした。熊被害が多かったことや、日本からパンダがいなくなっちゃうことから熊が選ばれたそうです。熊ったことです。
ぼくの2025は鰹という漢字が印象に残りました。
というのも、虎ノ門広告祭というものに遊びに行ったとき、キャッチコピーの展覧会がありまして、その中に、「釣られて 干されて 削られて いい味出して捨てられる。鰹節だよ人生は。」というのが飾ってあって、長いキャッチコピーだなーと思いつつ、きっと鰹節のキャッチコピーなんだろうなと思いつつ、ちょうどその時の自分の状況が鰹節に近くて、俺、鰹節と似ているなと感じました。カピカピの心がカンナで削られていく情景が浮かんだり、でもなんかシュールだなと思って面白かったり。本当にどうでもいい話なんですが、2025年は鰹が印象に残りました。
という話はどうでも良くて、皆さんは今年の漢字は何にしますか?
僕は、2026年は「軽」にしようって思っています。

思い返せば、フッ軽で、軽はずみ、軽率で、気軽に、身軽に、生きてきてしまい、最近は「ものづくりをしているなんて子供すぎる」と先輩に怒られる中年になっております・・・。怒られているなら、「重」い大人になったほうがいいのではとおもいつつ、僕って、時間とお金を削りつつ、何を作ってきたんだろう。何をしてきたんだろう?と改めて振り返ってみました。
心を軽くするDEW
ぼーっと光る雫を見つめる照明は、心をマイナスな状況から0の状態へ癒やして軽くしているのかもとおもったり。。。

https://www.g-mark.org/gallery/winners/20852
気分を軽くするKUMOKKUTU / TRACE / Non Flower-loss Vase
雲みたいなクツKUMOKKUTUは、無くてもいいのかもしれなけれど、雲のようなビジュアルで気分を0からプラスの状況にしたり、鉛筆の歩数計TRACEは、かちかち音を立てながら測ることで勉強することを気分を軽くして、楽しくしてくれる。Non Flower-Loss Vaseは、一本が六本に見えて気分を明るくしてくれたり。
実際ほしいといってくれた人の理由は気分がアガりそうと言っている人が多く、
感情的な面でも人に価値を提供できるんだと学びました。

KUMOKKUTU

Non Flower-Loss Vase

TRACE
手間を軽くするRINGO PAY / 8pino
RING&GOですぐ払えるスマートリングRINGO PAYは、財布をカバンから出す→お金を出す→払うから、手から払うへショートカットして動作や手間を軽くしようとしていました。いつもの手間が少し短くなると人は嬉しいと思うのかもしれません。いろんなシリーズを作って、色々な記事にもしていただきました。8pinoでは、プロトタイピング用の基板でそのまま作品に組み込めるように小型化、発注の手間を減らしてみていました。

https://chizaizukan.com/news/6hDszIVPjjaISDjBt4RAD8/


https://www.g-mark.org/gallery/winners/9dba2e3c-803d-11ed-af7e-0242ac130002
形にするのを軽くするほぼ一人メーカーAI
自分でも初めての経験だったのですが、生成AIをつかって、自分で撮影した動画を分析したり、スライドを作ったりなどをして、ものづくりの企画からクラウドファンディングまで並走するAIをつくってアプリ化してみました。というのも、「細かな手順がわからないと不安なんです。」「結構そんな気軽に作ってるんですね!」という質問やコメントを自分のものづくり活動の中でいただくことが多かったので、もしかすると人がモノを作ることの最大の障壁は、いきなりすごいものができる、作らなきゃいけないという幻想なのでは?とおもって、自分でもどうしてものを作ってクラウドファンディングしているのかを9つのステップに細かく砕いて見ました。言葉にしたり、イラストにしたり、AIを使ってヒントを得たりなどなど、ちいさな一歩から形にしていく仕組みを考えてみました。
これらのものづくり活動を試験官という意味のVITROという名前で、実験的なものづくり活動をしてきました。実験的というのも、失敗でも成功でもOKな制作活動といった意味で、挑戦を軽くしているのかなと思ったり。そんなものづくりを自分はしてきたのかもと思い、いろんなものを軽くする技術や知見を集めたLIGHTNESS TECHが作れないかなあと思いました。
そして、そんな軽さを価値に変えて、誰かにお渡しする。心を軽くするモノを癒販したり、気分を軽くするモノを楽販したり、手間を軽くするモノを省販したり。そんな実験的なモノづくりを見ていると、実際に作ってみたい人が増えてきて、いろんなアイデアを形にする中で、得られた知見をシェアしていく。
形にするを軽くする創販するといった言葉も考えてみました。
[心が軽くなる]
DEW / 癒やされるプロダクト
↓
[気分が軽くなる]
KUMOKKUTTU / 楽しいプロダクト
↓
[手間が軽くなる]
RINGO PAY / 手続きのショートカットするプロダクト
↓
[つくりたくなる]
VITROの実験を見る・触れる
↓
「自分もやってみたい」と思う人がでてくる
↓
[創るが軽くなる]
ほぼ一人メーカーAI / 形にするを軽くする仕組み
と軽く軽く軽くという、「軽」という一文字を今年の一文字にしてみようと思います。そしてゆくゆくは、
① VITROが実験する
↓
② プロダクトが生まれる
↓
③ それを見る人がワクワクする
↓
④ 「自分もやってみたい」が生まれる
↓
⑤ VITROが“やれる場”を用意する
↓
⑥ 誰かが本当に作れる
↓
⑦ 自信が生まれる
↓
⑧ その人が次の実験者になる
↓
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そういうサイクルが生み出せたりしたらいいのになあ。とおもったりしました。馬のように足取り軽く、ペガサスのように飛んでいっちゃうくらいいい一年にしたいですね🐴
メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2026年 今年の抱負!:馬九行久(うまくいく)」をお届けしています。他のメンバーによる記事は以下のリンクからご覧いただけます。若者たちの熱や未来への兆しをお楽しみください。