
- 100BANCHプレゼンツ
「大切な誰かの細胞を纏い、想いと世界をアップデートする」100BANCH実験報告会
参加者が共同で物語を創作し、立場や対立を超えたエンタメを目指すプロジェクト「Novel Colony」が、第1回目の「編集会議」を行います。
今回、作家の舞城王太郎先生に3作品分の冒頭を書き下ろしていただきました。本イベントでは、作品の続きを参加者それぞれが持ち寄り、どの話を正式に物語の続きとして選ぶのかを参加者の議論と投票で決定します。
作品の続きはどなたでも持ち寄ることが可能です。皆さんの創作と投稿、そしてご参加をお待ちしています。
また執筆はせず読者としての参加も大歓迎です。皆さんと新しい形の物語創作を体験出来たらうれしいです。
【イベント詳細】
日にち:2025年11月30日(日)
時間:13:00〜17:00(受付開始:12:30〜)
会場:100BANCH 3F(〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-27-1)
※ 来ることが難しい方のために、オンラインで参加する方法もご用意しています
参加費:無料
定員:50人
【タイムスケジュール】
12:30〜13:00 OPEN
13:00〜13:10 挨拶・趣旨説明
13:10〜14:25 作品①「プレデタードミノ(仮)」ディスカッション・続く作品の選定
14:25〜15:40 作品②「作家も踏むを畏れるところ(仮)」ディスカッション・続く作品の選定
15:40〜16:55 作品③「鯉の嫁(仮)」ディスカッション・続く作品の選定
16:55〜17:00 クロージング
【参加方法】
物語の続きを書かないけれど、読者として「Novel Colony 編集会議」に参加したい!という方は、上記「イベントに参加する」ボタンから参加事前登録フォームよりご回答ください。
執筆はせずに、読者として参加することも大歓迎です。
【執筆者募集!】
作品の執筆をしていただける方を募集します。
分量としては、原稿用紙10枚以内。3作品どれを書いてもかまいませんし、すべて書いても大丈夫です。1人で何作品も出すことができます。書いた物語はWeb での公開、そして書籍化も検討しています。クレジットに作者の一人としてお名前を載せることも、もちろん出来ます。
書いていただける方は、11/24(月) 24:00 までに、以下の「作品の投稿はこちら」ボタンより作品投稿フォームにご提出をお願いします。
※ 基本的に編集会議に参加できることが前提となります。また、今後執筆を繰り返していくので、このような編集会議を、3週間に1度、行う予定です(1回目は渋谷での対面、残りはオンライン)。すべて参加いただく必要はありませんが、複数回参加していただけるとなお、ありがたいです。
【舞城王太郎先生について】
1973(昭和48)年、福井県生れ。2001(平成13)年、『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞し、作家デビュー。2003年、『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞受賞。2016年、『淵の王』がTwitter文学賞第1位に選出される。著書に『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『ビッチマグネット』『JORGE JOESTAR』『キミトピア』『深夜百太郎 入口』『深夜百太郎 出口』『短編七芒星』など。またアカデミアとのコラボレーションで作成された『タイプトレース道~舞城王太郎之巻』というメディアアートは第12回文化庁メディア芸術祭に選出されたほか、漫画『バイオーグトリニティ』の連載、アニメ『龍の歯医者』の原作・脚本、特撮映画『巨神兵東京に現わる』の劇中テクストを手がけるなど、小説という枠を超え、物語やテクストの可能性を様々な媒体で追及している。
【書き下ろし3作品】
以下のボタンより、3作品の冒頭を読むことが出来ます。
現代の社会問題とリンクしつつ、どのように物語が完結するのか全く想像のつかない冒頭になっています。
ぜひ、ご一読ください!冒頭に続く作品の執筆もお待ちしています。
Novel Colony(ノベルコロニー)は、参加者が共同で物語を創作するプロジェクトです 。リレー小説とオーディション形式を組み合わせた方法を採用しており、冒頭のみが用意された物語の続きを複数の参加者がそれぞれ執筆したうえで、執筆者と読者を巻き込んだイベント「編集会議」の中での議論と投票を経て「正統な続き」を決定し、物語を拡張していくプロセスを繰り返します 。
この物語の共創プロセスから、意見が異なる人々との合意形成の知見を引き出し、現実社会の対立解消につなげることが目的です 。同時に、多様な人々が一緒に物語創造に関わる新しいエンターテイメント体験を探求することも目指しています 。