カンファレンスデー「こんにちは未来 ー創造性が炸裂するー」

2025年7月7日に100BANCHはオープンから8周年を迎えます。この8年間のエントリー総数は1142件、その中から採択された367のプロジェクトやメンター、パートナーとともに、100年先の未来に向けた新しい価値の創造を行ってきました。

閉塞感が語られる時代にあっても、100BANCHには常に創造のエネルギーがあり、未来に対する前向きな気配が満ちている——そう強く感じてきました。その理由はどこにあるのでしょうか？

今回のカンファレンスデー「こんにちは未来 ー創造性が炸裂するー」には、100BANCHの創造力の源、そこから見えてきた未来の兆しなど、100BANCHの現在地と目指す未来に関するエッセンスを詰め込みました。

まち・科学・AI・偏愛というテーマについて実践者たちと語り合う4つのセッション、そして偶発性と余韻が混ざる懇親会まで、1日を通して、「未来は明るい」と感じられるような、そんな交差が生まれることを願っています。

——100BANCH オーガナイザー 則武里恵

カンファレンスデー「こんにちは未来 ー創造性が炸裂するー」

開催日：2025年7月7日 11時〜21時
開催場所：100BANCH 3F
現地参加チケット：一般 7000円 ／学生4000円（ランチ・懇親会込み）
オンライン視聴チケット：一般 5000円 ／学生2000円（アーカイブあり）

※オンライン視聴チケットはこちらからお申し込みください。

プロローグ：未来をつくる実験区　創造力の源｜100BANCH GARAGE Programの現在地

「未来をつくる実験区」としての100BANCHの現在地を共有するオープニングセッション。ここでは、GARAGE Programの8年間の軌跡とどのような衝動や問いから未来への実験を進めているかの事例を紹介。先輩プロジェクトたちの「変態」の記録などからも100BANCHの創造性の源を探りつつ、これからの可能性を展望していきます。

第1章：[まち×創造] 余白から始まる風景｜まちにひらかれた未定義の場所たち

まちのなかの「余白」は、ただの空き地ではない。そこには、偶然や実験が宿るポテンシャルがある。本セッションでは、公園や広場、植栽帯、使われていない空間など、“未定義の場所”が持つ創造性に注目。建築家やまちづくり実践者とともに、都市に必要な余白と、それをどう開いていけるかを探っていきます。

第2章：[科学×創造] 科学と陰謀論は、となりあわせ

AI、ワクチン、宇宙、量子力学。科学と技術の最先端は、時に陰謀論や“それっぽい物語”ととなりあわせにある。このセッションでは、研究者・技術者・クリエイティブの視点から、真実とフィクションの交差点にある想像力のあり方を問いなおします。科学を信じるとは何か？その“正しさ”は、どう伝わるのか？

第3章：[AI×創造] AIネイティブが語る、これからの表現

このセッションでは、AIとともに育った世代＝AIネイティブたちが、生成AI以降の表現のあり方、オリジナリティの輪郭、そして「つくること」の意味がどのように変化してきたかを語ります。ツールとしてのAIを越えて、感情や感性のパートナーとして。未来の創造とその可能性を語り合います。

第4章：[偏愛×創造] わたしだけの熱狂が社会を揺らす

誰にも理解されなくても、それでもやりたい、伝えたい、続けたい。そんな「わたしだけの熱狂」が、やがて人を動かし、社会を揺らすエネルギーになる。偏愛と創造のあいだを生きる登壇者たちが、内側からあふれ出す衝動の話を、偏りのままに語ります。あなたの偏愛は、どこにある？

エピローグ：[懇親会] 創造の余白で遊ぶ夜｜偏愛と余韻のネットワーキング

セッションで刺さった言葉や、まだ名前のついていない感情が、テーブルを囲むことでふたたび立ち上がる。偏愛と余韻を持ち寄り、出会い、創造の余白で遊ぶように交差するネットワーキングタイム。まだ知らない未来の“はじまり”は、きっとここから。

タイムテーブル

10:30〜11:00　開幕
11:00〜12:00　プロローグ：創造力の源
12:00〜13:00　ランチ＆ネットワーキング
13:00〜14:30　第1章：[まち×創造] 
14:30〜15:00　ブレイク＆ライトニングトーク
15:00〜16:30　第2章：[科学×創造]
16:30〜17:00　ブレイク＆ライトニングトーク
17:00〜18:30　第3章：[AI×創造]
18:30〜19:00　ブレイク＆ライトニングトーク
19:00〜20:15　第4章：[偏愛×創造] 
20:15〜21:00　エピローグ：[懇親会]

※本イベントは100BANCH主催のナナナナ祭2025のプログラムです。