- イベントレポート
個性こそが、未来を切り開く力になる。 「高校生が考える『生き方のダイバーシティ』 -Dive Diversity Summit Shibuya-
ダイバーシティとは何なのか、なぜ考える必要があるのか。高校生が考える「生き方」「働き方」について、高校生本人のプレゼンテーションや専門家のトーク、アンカンファレンスなどを通じて、「ダイバーシティ」を多面的に議論します。
13:00 オープニング
挨拶/DDSSについて
金山淳吾
13:10 大人のダイバーシティトーク
ダイバーシティってなんなのか、なぜ考える必要があるのかを考える。多様性やマイノリティについての専門家を招いてのトーク形式のセッション。
金山淳吾/永田龍太郎/林千晶
13:40 高校生からの問題提起
高校生が「生き方」「働き方」をどう捉えているのか。どんな疑問やどんな挑戦を抱いているのか、高校生のリアルな言葉で語ってもらう。
清水文太/成毛侑瑠樺/片山星南/東出風馬/柳川優稀
14:30 アンカンファレンス
参加者が気になるテーマを選んでグループになり、議論を深める。
16:30 クロージングセッション
アンカンファレンスでの議論も持ち寄り、高校生と社会人が一緒に、未来の働き方のキーワード、大切な変化のポイントなどを確認する。登壇者の候補は、ゲストまたはアンカンをリードした人など。
11月7日(火)〜15日(月)に開催されるDive Diversity Summit Sshibuya(DDSS)。
DDSSは、ダイバーシティ社会の可能性と展望について、理解と見識を深めるためのサミットです。渋谷区は、昨年から「ちがいを ちからに 変える街」をコンセプトに、ダイバーシティの活用を新しい社会のスタンダードにするための取り組みを行っています。この取り組みを、ビジネス、教育、福祉、スポーツ、ライフスタイル、文化づくりや都市づくりなど、多岐にわたる分野に広げることを目指しています。
経済学者のシュンペーターは、「イノベーション(新結合)」に必要な要素のひとつにダイバーシティを挙げました。今回DDSSには、組織や職種、専門領域、性別や年齢……多様な個性をもつ人が集い、境界を超えたディスカッションや展示、トークセッションなどが行われます。
まさに、思ってもみなかった新結合が起こる、象徴的なシーンに出会えるかもしれません。
清水 文太
17歳に海外誌をはじめとしたモデルに抜擢される。「東京DANDY」Joeのスタイリストアシスタントを経験。今年、水曜日のカンパネラのライブ衣装、ツアー衣装を担当。児童館での勤務や、バイイングした古着を販売するPOPUPShopを成功させるなどしながら定時制高校に通っている。
成毛 侑瑠樺
熊本の通信制高校に通う高校2年生で現在17歳。小3から不登校になり、3年間はほとんど家の中で過ごす。中学の途中から別室登校を始め、その中で学校や教師の行動等に疑問を感じ、学校教育制度の在り方や、教育環境について考えるようになる。自身の経験から講演会や教員向けのプロジェクトを多数実施。
片山 星南
高校に入り、アクティビズムに興味を持ちフェミニズムなどLGBTのことをリサーチし今は渋谷の女性権利団体でインターンもしながら高校に通っている。インターナショナルスクールに通い日本と海外の間の生活を送り、日本の社会をもっと多様性を活かせる場所にするために若い世代を中心に影響する活動をしている。
株式会社Yoki 代表取締役社長東出 風馬
株式会社Yoki 代表取締役社長。1999年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部1年。2016年秋、高校2年 のときに東京都主催の「TOKYO STARTUP GATEWAY」に応募。テーマ「能動的かつ直感的なロボットで今までの情報端末の限界を超える。」で優秀賞を受賞。獲得賞金等で、 2017年2月、AI IoT時代にもっともユーザーフレンドリーとなる情報端末をつくることを目指し株式会社Yokiを創業。ミッションは、「このうえなく優しい情報端末をつくる」こと。現在は、HACOというカスタマイズ性の高いロボットを開発している。孫正義育英財団会員。
NPO法人ハックジャパン 副代表理事柳川 優稀
一般財団法人渋谷区観光協会 代表理事。1978年生。広告会社、音楽会社でのエンタテインメント事業開発を経てクリエイティブアトリエTNZQを設立。2016年より一般財団法人渋谷区観光協会の代表理事として渋谷区の観光戦略・事業を牽引し、渋谷区をステージに様々なプロジェクトをプロデュース。金山 淳吾
渋谷区役所 総務部 男女平等・ダイバーシティ推進担当課長永田 龍太郎
株式会社東急エージェンシー マーケティングプランナー(1999-2002)、ルイ・ヴィトンジャパン(現LVJグループ)株式会社 PR、市場調査担当(2002-2007)を経て、直近まではギャップジャパン株式会社にてデジタルマーケティング/CRMプログラム、コンシューマーインサイト分析を担当(2007-2016)。前職でマーケティングの経験を生かした社内プロボノとして、社内外に向けたLGBT施策の立ち上げをリードしたことをきっかけに、渋谷区役所へ。現在男女平等・ダイバーシティ推進担当として、多様な性の共同参画推進に取り組む。
NPO法人ETIC. Co-Funder/シニアコーディネーター鈴木 敦子
早稲田大学第二文学部卒業。在学中より中国・アメリカなど海外留学・放浪を行う。また各種アルバイトを経験し、ETIC.の前身である「学生アントレプレナー連絡会議」の勉強会などに参加。自らも起業したいと、能力未熟のまま卒業直後に起業する。ルームシェアのコーディネートの事業を2年半経営して廃業。97年のETIC.事業化に伴い、事務局長に就任しインターンシップのコーディネート、若手起業家支援などの各種プログラムを実施。現在は、マネジメントサイクル全般、主に人事、組織作りなど担当。年間約200名の起業家や学生の起業相談、キャリア相談を受け、約100社のベンチャー企業と学生のインターンシップのコーディネートなどの実績がある。
株式会社教育と探求社/東京大学教育学研究科博士課程福島 創太
1988年生まれ。教育社会学者。早稲田大学法学部卒業後、株式会社リクルートに入社。転職サイト「リクナビNEXT」の企画開発等に携わる。退社後、東京大学大学院教育学研究科修士課程比較教育社会学コースに入学し、修了。現在は株式会社教育と探求社で、中高生向けのキャリア教育プログラムの開発に従事しつつ、同大学院博士課程に在学中。
ソフトバンク株式会社 CSR統括部 CSR部箕輪 憲良
2007年マーケティングティング本部リサーチ部にて、リサーチャーとしてヤフー株式会社入社。2010年より社会貢献関連企画を担当。2011年3月より東北に行きまくり、東北が好きになる。2017年10月より、グループ人事初の交換留職でソフトバンクへ異動。社会の課題をみんなで解決できる方法を探る。
株式会社ロフトワーク 共同創業者林 千晶
早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。
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