ナナナナ祭

7月7日に7周年を迎える100BANCHにとって、最高に縁起の良いトリプルセブンのナナナナ祭。いままで結んできたさまざまな「ご縁」に感謝し、さらなる縁への発展につながるよう、コミュニティの総力を結集し、未来に向けた祝祭を8日間に渡り、33のプログラムを来場者に届けました。

ジャングルのように多様な種が生息する100BANCH。2023年のナナナナ祭はそれぞれの価値観に基づき、未来を創造しているメンバーたちの世界を森を歩くように体験できるお祭り。混沌かつ美しい自然状態に出会えるフェスティバルは5日程にわたって約40のプログラムを展開。全35プロジェクトが関わりました。

3年ぶりの渋谷・100BANCHでのリアル開催。10日間にわたりプロジェクトたちのエネルギーがあふれ出るエキシビションや実験的なワークショップなど、100BANCHを訪れる人にとっても「未来をつくる実験区」として一緒に未来を育てていけるよう、来場者に向けたさまざまな31の体験プログラムを用意しました。

リアルでの出会いをさらに強化するべく、トラックを改造しさまざまな場所で展開可能な移動型コミュニティ「BOX SQUARE」で渋谷、名古屋、大阪、神山、山口、福岡の6拠点へ出張し、小規模・分散型でお祭りを開催。地域ごとにテーマを設定し、個性豊かなそれぞれの地域で100BANCHメンバーが考える未来を披露しました。

コロナ禍の中でも若者たちの未来への意思を届けたいと考え、舞台をオンラインへと変えて「配信」と「配送」を掛け合わせた新様式での開催。33プロジェクトが参画し、30プログラム70イベントを実施しました。オンラインイベントの企画だけでなく参加者が楽しめる実験キット制作、配送など新たな挑戦に溢れたお祭りでした。

100BANCH前の渋谷リバーストリートがオープンし、100BANCHの中だけでなく街に染み出してお祭りを展開。9日間にわたり42プロジェクトが参画し、実験作品や、アート、食、エンターテイメント、ワークショップ、シンポジウムなど21件の展示・インスタレーションと23のイベントを開催しました。

「未来をつくる公開実験 ナせばナるナさねばナらぬ八日間」と銘打ち、試作展示やマルシェ、ゲストを交えたシンポジウムやワークショップ、音楽フェスなど36の実験的プログラムを連日連夜繰り広げました。100BANCHで活動する野心的な若者たちによる不可解で非常識な「公開実験」を多くの来場者が目撃したお祭りです。